プロフィール
年齢 | 40代前半 |
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身長 | 162cm |
一人称 | 私 |
クラス | Oracle |
使用カード | オブリヴィアスドーン |
テーマ曲 | 「無謬の叡智」 |
好きな食べ物 | 胡桃 |
装備制限 | ゲテモノOK・牛乳OK・キノコOK・甘系NG・魔力を持っている・解読力がある・成人・巨乳・派手なものNG・尻尾が似合う・指が細い |
CV | 百々麻子 |
概要
※ゲーム終盤のネタバレご注意
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ガルカーサの母親。AルートとCルートにのみ登場。
ルート分裂により敵でも仲間でもなれる。
ブロンガの歴史を調べている研究者であり、巫女でもある。
現代は大陸を支配するファンタジニア王国の影響もあり、元々ブロンガ一族が設立した帝国領へもその一族に対する偏見が広まってしまい、今となってはその血を引いて生まれた人物を蔑むような風当たりが強い。
ベアトリーヌ本人も魔竜の破壊と侵略の力が人を不幸にすると固く信じており、そのためにブロンガ一族に純血の人間みたいに生きられるように封印の術を開発した。
そんな彼女もまだ幼い息子・ガルカーサが魔竜の血を非常に濃く受け継いでいることを知った時にその力を懸念して早速封印をかけることにした。そのためにガルカーサの名前を「ガーロット」と変えている。
しかし彼の力があまりにも強く、ベアトリーヌが施せる術だけでは封印しきることは不可能で彼が感情的になると魔竜の力が漏れ出ることになるかもしれない。さらに本当の名前を再び使うようになった場合でも術者のベアトリーヌが死亡した場合でもその封印は解いてしまう。より強く、永遠に解けまい完璧な封印の開発に向けてベアトリーヌは家族を捨ててロスト・アリエスへと旅立つ。
しかし彼女の夫は家族の破綻を息子のせいだと信じ込み、八つ当たりに虐待するようになってしまう。しかも本来ならば幼いガーロットを助けるはずだった大人たちは彼のことを忌み子としてそのまま見捨てることに。
ベアトリーヌは何度もブロンガの血を引く子供たちに封印をかけるために帝国に戻っている。その子供たちの中に夫の隠し子であるエミリオもおり、封印をかけ回っているうちにベアトリーヌは息子の境遇(シスキア曰く毎日青アザが増えるくらいの悲惨な状態)を知るもそのまま放置している。
彼女は息子の安否よりは研究を進ませることは優先するべきだと、本人も認める母親としてはあるまじきな判断を下していたのだ。
最初は己の子供をブロンガの継承者の悲劇から救おうとしたベアトリーヌは、逆に息子を地獄の淵の底へと突き落としたのである。
答えは、見えましたか?
Aルートではこれ以上大切な人を失うことをこの手で止めるために血の力を求めたガーロットは、ロスト・アリエスに向かって不幸にも母と遭遇。
ベアトリーヌはそんな彼に自分の正体と家族を捨てた経緯、さらに彼が虐待を受けていたことを解った上で放置したことなどを次々とガーロットに明かし、さらにブロンガ一族に対する偏見をさらけ出して冷たい言葉で浴びさせてから、封印を解けないと息子を拒絶。
それでも魔竜の血の力が欲しくば、母殺しの禁忌を犯して勝ち取ればよいとガーロットに戦闘を強制させてくる。
ベアトリーヌはこれらの言動でガーロットを観念させるつもりだったが、そんな彼は己を捨てた母親の代わりに育ててくれた心の支えシスキアが自分を助けるために目の前で自殺したことで精神に負ったダメージに比べればそんな暴言は通用しない。ガーロットは震える手で槍を握り締めてベアトリーヌが挑戦した決闘を引き受ける。
その決闘の末にベアトリーヌは、償いのつもりかガーロットに真の名前を返すことで結局自分から封印を解き、息子にわずかに慰めの言葉を残して息絶える。
母の呪縛から解放されたガルカーサは渇望した力と生き様を自由に選べる権利を勝ち取るが、その対価にベアトリーヌに負わされた傷がすでにボロボロだった心に深い痕を残してしまい、さらに深刻なトラウマを背負わせられることに。
よかれと思って行動して特に悪意を持っていなかったベアトリーヌだが、結果的には夫に負けない立派な毒親になってしまっている。
そんな彼女はヴェルマンやアランゼームと並べてもおかしくないレベルの悲劇の元凶となっている。
命は巡るのです!
Cルートにソルティエを魔竜の血の病気から助けるエキスパートとして呼び出されるベアトリーヌはそのままグラムブレイズに加入。
専門がてらで神界から情報を得ている彼女はネシアの正体に気づき、そのまま彼を破滅させるべく積極的に手を打ち、目を剥くような黒幕ぶりを発揮。
彼女の目的とは「歴史を人の手に取り戻すこと」であり、魔竜ブロンガのみならずこの地上界の秩序を脅かす部外者をすべて排除することが願望。
そのために過去に地上界を引っ掻き回した前例があり今後でも何かをやらかしそうなネシアを危険視しており、彼をそのまま罠に嵌めて今までの暗躍を暴きだそうと狙っている。
そんなベアトリーヌはまるで他のD.H.E.シリーズ作品で役割を描写される調停者(神界と冥府によるオーバーな干渉を阻むことで地上界を守る人物)みたいに振舞っている。彼女は全体的に神界・秩序寄りのため本来ならば中立的な調停者として勤めていられるか疑問を持たせるが、「地上界の住人」を優先しているあたりはやはり調停者を思わせる。
なおこちらのルートの活躍については、一部のファンからはその便利キャラクターっぷりを「ドラえもんか」「デウスエクスマキナにもほどがある」と非難の声も寄せている。
Cルートにおいてはアイテム使用台詞や会話などでベアトリーヌの人物像にもう少しスポットを当てている。
自然の秩序と地上界のあるべき姿を尊ぶ巫女らしく生命の理を賛歌している場面が多い。
しかし一部のアイテムの士気回復量やTO EAT系アイテムを使った反応がびっくりするほどアレで、実はむっつりスケベではないかと疑惑を誘っている。
熟女お好きな方にとっては大変喜ばしい状態なのでしょう。
戦闘能力
ドーピング、MVPなしの最終ステータスは以下のとおり。
GEN | ATK | TEC | LUK | 総計☆ | ユニット特徴 |
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4 | 5 | 5 | 3 | 17☆ | ステータス異常無効 |
初登場からTECは高いがATKはレベルを積極的に上げていかないとショボい。さすがにミステールほどではないがステータスが弱く今作において大半の鎌装備はガルカーサ専用であるため息子みたいに無条件な無双はできない。リマスター版の引き継ぎプレイをしていてもプレイヤーが手に入れるクローバーライトだってガルカーサ専用である。
しかしオブリヴィアスドーンを使えるので、厄介なスキルを防ぐことができる。シナリオ上の役目だけあって対ネシアや他のボスキャラクターの戦力になる。もちろんドーピングを加えると凶暴化できる。
敵として戦うとやはりATKが弱いため最初の突撃・反撃を乗り越えられたら武器相性はなんとかなる。
が、オブリヴィアスドーンを使われたら相当厄介で、マップの後半でクリティカル率50%のクローバーライトを装備して容赦なくこちらの首を狙ってくるためガーロットと一緒にトラウマを覚えたプレイヤーはいるかもしれない。
ネシアを中心に杖・弓ユニットとクリティカル回避の装備で対応していくと勝てなくもない。ガルカーサのあまりのチートさと残り僅かなシナリオでクローバーライトを手に入れなくても別に困ることはないでしょうが、やっぱ欲しいというプレイヤーはオブリヴィアスドーンに妨害されないように早めにヴァイスを決めて確実にドロップさせた方がいいと思われる。