概要
魔王であるサータニアの城に居候しているオーガス種の悪魔。
魔界でも特に過酷と言われる地「ヘブンズロード」出身であり、マグマに落ちても無事でいられる程の頑丈な身体を持つ。
ひょんなことから魔界を訪れた主人公の従属となる。
性格
弱肉強食の世界で育ったこともありかなり好戦的。
また怒りを力に変える悪魔の特性上かなり怒りっぽい。
しかし、主人公と出会い、彼とヘブンズロードの悪魔達との交流に混ざり見守る中で、彼女の心も絆されていく。
仲間がピンチに陥った際や強力な敵に立ち向かう際には元の気性の荒い性格を剥き出しにするものの、現在はかなり大人しめなほうである。
あまりにも真っ直ぐでわかりやすい性格をしている為に嘘がつけないとみなされ、3章でダーリンがいなくなった際に開かれた領主会議では部下2人とは違い1人だけ作戦を伝えられていなかった。
能力
オーガ族特有の非常に高い戦闘能力と耐久性を持つ。
また、序盤では自らの血を用いて武器を生成していた。
余談
- オマケ漫画「さーちゃん」ではサータニアと共にレギュラーを務めている。大抵はツッコミ。
- 初登場時はオレっ娘だった。第6話より一人称が「私」に変化。
- 城に住むメンバーの中でヴェールとレヴィアが明確にサータニアの従属とされる中、実は彼女のみ魔王の従属ではない。
関連タグ
※以下、4章終了後の幕間「或る日の悪魔」のネタバレを含みます
過去
かつては金髪のリトルデビルのような姿をしており今ほど強くなかったらしい。何度も他の悪魔に痛めつけられ絶命寸前まで追い込まれ意識を失い、その後意識が戻ると全くの無傷で倒れている、という不可解な現象に何度も遭遇する。
そしてある日、いつものように他の悪魔が襲い掛かってきたところで現在の銀髪の姿に変異。蓄積された怒りをぶちまけるかのようにヘブンズロードの悪魔を蹂躙し始める。
そして「ヘブンズロードの白髪のオーガス」の噂を聞きつけてやってきたサータニアとその部下ヴェールと邂逅。ヴェールと戦うこととなるのだが…
言葉や魔力のコントロール、身だしなみ等はヴェールが教授。
「タロト」という名前もヴェールが命名した。名前の由来はアスタロト……ではなく当時悪魔の間で流行っていた人間界のお菓子「タルト」。