概要
初登場は『メタルマックス2』。デスクルス南部の砂漠を豪快に走っており、砂漠を通行しているとランダムエンカウントで突然出現することがある。戦車・砂漠出現という意味で前作のロンメルゴーストと共通点が多い。ただし出現は砂漠限定ではなく、もし戦車の入れない人間ビレッジ周辺で出くわしたら逃げたほうがいい。
トレーダーたちが何度も襲われており、周辺一帯にはスナズリーも出没するため、その危険から交易ルートの消滅が危惧されている。
倒すために攻撃10発以上を要すれば、攻撃エフェクトが豪快な「ダイキャノン」という大砲をドロップするため、そのロマン目当てに狙ったプレイヤーも多い。一方で9発以下なら「ダロス1000」というかなり優秀なCユニットが手に入る。ロマンを取るか実利を取るかはプレイヤー次第。
大砲は2種類搭載しており、「大ダメージ」「小ダメージ+パーツ破壊」の2種類。そのほか機銃も乗っけている。大砲はAMパトリオットやレーザーゴーゴンで完璧に迎撃できるので好きに料理してやればよい。
途中でビーコンを発動し、メカニコプターを呼んでくる。修理・補給・改造を行ってくるが、目下最大のリスクはメカニコプターを後に残すとダイダロスが戦利品を落とさなくなること。しかしパーツ破壊が有効であり、ビーコンも破壊対象となっている。運がよければメカニコプターを呼ばれなくなる。
『メタルマックス2リローデッド』では自ら修理機能を搭載し、パーツ破壊はかなり意味が薄くなったうえ、迎撃もしてくるようになった。全門発射による一斉攻撃という大火力を引っさげてきている。迎撃なしで挑むのは論外。ただし戦車のためメカニックで「ゆるめる」を仕掛けて守備力を落とせるし、パーツ破壊を多重に仕掛ければ修理ペースよりも多くのパーツを壊して妨害ができる。
メカニコプターによる改造の攻撃力上昇に加え、新たに解体コプターを呼ぶようになっている。この解体コプターが曲者で、その名の通り解体でこちらのシャシーを一発で大破させてくるうえ、迎撃までしてくるほか、電撃でCユニットを破損させてくる。電撃は生身だとさらに危険な攻撃となるので絶対に戦車を解体されないように。難易度が上がるとダイダロス本体よりも危険。
今回は戦利品として新たに「ダイダロッド」というエンジンが手に入るようになった。
『メタルマックス4』ではDLCとして登場。『2R』準拠となっており、やはり解体コプターが厄介なのだが、絶対的な戦力としては時期的な理由で抑え目になっている。
『メタルマックスゼノ』では賞金88,000G。ストーリーモードクリア後の周回プレイで新たに出現する地域「沈みゆく街区」にて、本作の敵シンボルとしては珍しくこちらを超高速追跡して戦闘を挑んでくる。解体コプターの迎撃は同じく厄介なので、迎撃されない装備品を事前に厳選して正面から撃ち合おう。
戦利品としては「ダイキャノン」「ダイダロッド」のほかに「迎撃回避能力」「超電磁バースト」がラインナップとして用意されているが、戦車本体は鹵獲できないのが残念。
同『リボーン』では、賞金180,000Gに変更された。