CV:富田耕生(オープニング及び本編ナレーションも兼任)
概要
全宇宙の支配を目論むガルラ大帝国の支配者。
年齢は500歳。
配下を使って星々を侵略・圧政を敷いており、物語前半の舞台でもあるアルテア星にも過去に自ら攻め入り、ファーラ姫を除く王族を皆殺しにした。
捕虜にした星の女の血を飲むことを好み、失敗した者には死をもって償わせる冷酷非情な性格だが、息子であるシンクライン皇太子には甘いところがある。
しかしシンクラインがファーラ姫を妻にと固執することや、帝位への野心が次第に明確になったことで、確執や衝突が多くなっていく。
外見に違わぬ怪物的な能力と精神の持ち主。
第18話にて病に倒れた際、シンクラインが病の特効薬である少女の生血と偽って猛毒である毒蛇の血液(一般のガルラ人なら即死する物)を飲ませたところ逆に病から回復してしまい、シンクラインに「父はやはり化け物」と一旦は暗殺をあきらめさせた。
アルテア星を滅ぼした時、一人のアルテア人女性に手をつけシンクラインを生ませるが、降伏した星の捕虜の助命を懇願したため無慈悲に殺害している。
終盤、数々の失敗に加えて星間巨大砲をアルテアに奪われた責でシンクラインを処刑しようとしたが、妖婆ホネルバに皇子の成果で支配が成り立っている星への影響を考慮するよう言われ、処刑を保留。
自らアルテアに総攻撃をかけるが、敗走してガルラ星に帰還したところを脱獄したシンクラインに逆に「失敗した者は死をもって償うのがガルラの掟」と帝位を奪われた上に自身を模したメカブラック獣人ガルラに乗せられ、ゴライオン討伐に向かわされる。
十王剣を折るなど、ゴライオンを苦戦させたがファーラ姫が父ライモン王の助言で剣を復活させたことで形成逆転。ゴライオンに倒された。
死後、ホネルバの口からダイ・バザールがホネルバの実子であることが明らかにされたが、それを伏せていた理由は不明。
ボルトロン
キング・ザーコン(King Zarkon)
声 - ジャック・エンジェル → ケビン・マイケル・リチャードソン(第2シーズン)
アメリカの百獣王ゴライオンと機甲艦隊ダイラガーXVの映像を流用したボルトロン(voltron:Defender of the Universe)では キング・ザーコン(King Zarkon)として登場している。
母星の惑星ドルレが爆発し、惑星ドゥームを拠点とするドルレ帝国の邪悪な王。
もとになったのは「ゴライオン」のダイ・バザール大帝王。
ローターに反乱を起こされるが最終的に和解した。
『Voltron:Third Dimension』では改心したふりをしてローターと繋がっていた。
ヴォルトロン
ザルコン皇帝(Emperor Zarkon)
声 - 木村雅史/英 - ニール・キャプラン
ボルトロンのリメイクであるヴォルトロンでもボルトロンと同じ名前でザルコン皇帝(Emperor Zarkon)として登場。
宇宙の大部分を恐怖と力で支配するガルラ帝国の皇帝。
徹底した実力主義を掲げている。
なぜか一万年も生き続けており、ヴォルトロン(特にブラックライオン)を手に入れる事に異常に執着している。
生身でライオンと渡り合うほどの強さの持ち主で、所持しているブラックベイヤードで多彩な武器を操る。
シーズン3で一万年以上前の姿はガルラ人の故郷ダイバザール星の気高い戦士で、アルフォー王の親友の初代ブラックライオンの騎士だった過去が判明。
妻を救うためにアルフォーたちを裏切って第五元素を浴び、現在の姿に豹変してしまった。
関連項目
ボッコワウス:こちらも敵組織の王長、独裁者であり、怪物的な能力であること、ラスボス繋がり。
バラシタラ:別の世界の一般女性との間の息子がいる敵キャラ繋がり。(ただし、こちらは付き合っていた女が複数いる。)