演:フローレンス・ピュー 吹替:井上麻里奈
概要
パニック障害を抱えており向精神薬を服用しながら生活する中、双極性障害を患う妹・テリーが両親を道連れに無理心中を果たし、天涯孤独の身となる。
家族を一度に喪ったトラウマに苦しんでおり、恋人であるクリスチャンには精神的に依存しているが、同時に彼に嫌われないかと心の底で脅えている。
クリスチャンの友人にはあまり歓迎されていない(ジョシュは無関心、マークに至っては裏で陰口を叩き別れるよう促している)が、スウェーデンからの留学生であるペレには何かと親切に接してもらっており、誕生日に似顔絵までプレゼントされている。
療養という名目でクリスチャン一行の研究旅行についていき、スウェーデンの「ホルガ」の夏至祭に招かれる。イングマールたちに振る舞われたマジックマッシュルームティーを飲んだ際にはバッドトリップしてしまい、死んだ妹の幻影に苦しまされた。
ホルガの異質な風習に怯えるも、自身に対し冷たい恋人、煙たがってくる友人たちとは違い温かくダニーを受け入れていくホルガの村人たちに、いつしか自然に心を開いていく。
劇中、年が近く仲良しになったカリンと共に参加したダンスバトルで勝ち抜いた結果、豊穣の女王(メイクィーン)に選ばれるが……。
作中、彼女には不幸しか訪れないが、この作品で最もデトックスが出来ているのも彼女であり、「結果的に救われてる」「浄化されている」との声もあり「彼女を見ることで自分も楽になれた」とする話まで上がる始末。
なお、彼女の出身地であるミネソタ州は、北欧系の移民やその子孫が多い地域であり、「ダニーの両親または先祖はホルガ村の出身だったのでは?」と推理しているファンも居る模様。