注意:この記事は、ゲーム『エルシャダイ』の中盤~終盤におけるネタバレで構成されているぞ。
見るかどうかは、お前が自分にとって最良の未来を想い、自由に選択して行け。
概要
ゲーム『El Shaddai -エルシャダイ-』の登場キャラクター、堕天使アルマロスが冥界の闇に囚われて変化した姿。
一本角にして丸みを帯びたようなダークイーノック風の見た目をしており、もとの理性を完全に失ってしまっている。
Chapter11でのイーノックとアザゼルとの交戦中に、アルマロスは横から割り込んでアザゼルを吹き飛ばし、消滅させるかたちでイーノックの前に現れ、すっかり穢れてしまった自身を倒すようにイーノックにお願いをしてくる。
これまでの戦いによって他の堕天使達は魂だけになって浄化され、天界に召されており、「洪水計画阻止」のために残された課題はアルマロスを倒して浄化するのみとなった。
イーノックは「最後のひと仕事」として、闇に囚われて暴走するアルマロスに挑む。
経緯
事の発端は、Chapter7終盤の「タワーでのイーノックとアルマロスの戦い」にまで遡る。
- Chapter7終盤
両者譲れない戦いを繰り広げる中、イーノックが目を離した事をいいことに冥界の王ベリアルが案内役の少女ナンナを冥界に引き込んでしまう。
「良い奴」であるイーノックはアルマロスとの戦いを放棄し、ナンナを助けようとして冥界に飛び込むが、もともとベリアルの狙いは最初からイーノックだったため、そのまま冥界に取り込まれてしまう。
アルマロスは大事な友人であるイーノックを止めようとするも手が届かず、目の前で失うことになる(天界の人間であるイーノックは冥界で長くは生きられないため)。
イーノックにもう会えない事を嘆いていた所を、ルシフェルに諭され(というか、そそのかされ)、一時的にアークエンジェル達の力を借りて冥界に降り、イーノックを探すことになる。
- Chapter8~9
数々のトラップを搔い潜り、居眠りしているベリアルの目を盗んでナンナを救出後、ようやく探していたイーノックがアルマロスの前に現れたものの、彼はすっかり冥界の闇に囚われてしまっており、理性もなく暴れ始める。
アルマロスは奮闘の末、なんとかイーノックを止めることが出来たものの、冥界の闇が二人を飲み込もうとする。
イーノックは寸でのところでルシフェルに助けられてなんとか無事だったものの、アルマロスは不敵な笑みを携えたルシフェルにそのまま冥界に置き去りにされ、更に彼から以下の台詞を冷たく言い放たれる。
ルシフェル:「イーノックだけでも助かって良かったよ…」
ルシフェル:「おまえも嬉しいだろう?」
あとに取り残されたアルマロスは、悲痛な叫びと共に「冥界の闇」に飲み込まれてしまう。
- Chapter10~11
上記の事件から10年後、イーノックはなんとか彼自身の穢れと冥界の穢れの両方を払い終えることが出来た。
しかし、アルマロスはその間もずっと冥界の闇に閉じ込められ続けていたため、とうとうダークアルマロスに変化し、既に「天使」として戻ることが出来ないレベルまでに深く穢されてしまっていた。
戦闘
水を使った攻撃やダンスのステップを組み合わせた接近戦が多かった「アルマロス戦」とうって変わって、以下のような様々な間合いの攻撃を組み合わせて使用してくる。
- 「レーザー」や「バレット」といった遠距離攻撃
- 「回転攻撃」といった近距離攻撃
- 「サンダーボルト」(光の柱)や「ボディプレス」といった広範囲攻撃
攻略法としては、アルマロスの背後にまわるなりジャンプするなり、攻撃を落ち着いてよけた後に反撃することを意識しよう。
また、バリアを使って弱点以外の武器のダメージを抑えてくるため、対応する武器を見極めて攻撃をしよう。
これらの激戦を制して勝利をすることでアルマロスは無事にイーノックに浄化され、彼に「ありがとう」という感謝の言葉を伝えて消滅する。
(ただし、エンディングにて水のネフィリムが消滅していないため、正確にはアルマロス自身の生死は不明だったりする。)