ダーククイーン
だーくくいーん
バトルトードチームにとっての宿敵になる存在の女ボス。荒涼とした大地ラグナロックワールドを本拠地とし、多数の配下に加え巨大戦艦ガルガンチュアなどの兵器も擁している。
アーケード版での身長は6フィート(182cm)と長身、体重は126ポンド(57kg)。
銀河系最悪の犯罪組織に所属しており、多くの作品ではそのトップとして活動しているようである。
作品によっては悪の帝王サイラス・ヴォルクマイヤーの片腕としての立ち位置を与えられていることもあるため、幹部というのが正確かも。
この手のキャラクターのお約束を地で行く高飛車かつ意地悪な性格だが、合間合間の会話がヒントになっていたりすることもあるので、プレイヤーからは時としてバトルトード側のブレインであるT-バード教授より親切だと思われることも。
ロボ・マヌスがやられたさいに憤慨したり、自身がやられたさいにロボ・マヌスとビッグ・ブラッグを手当てすると宣言するなど、自分以外の者はどうでもいいと思っている後輩と比べると部下思いな一面もある。
主人公側がガチムチのカエルなので、その敵がグラマーな人間型キャラクターというのはかなり意外な例かも。ダブルドラゴンとのタッグ作品の描写を見る限り、彼女もある程度は筋肉娘の要素を持っていなくもない。
戦闘スタイルは主に魔法攻撃がメイン。
作品によってそのパターンは大きく違っており、竜巻に変化して突撃する(無印)、火炎弾を発射したり炎に変化して潜ったりする(ダブルドラゴン)、仮面のような弾を魔法の杖から発射する(バトルマニアック)など。肉弾戦を行った描写はほぼ見られない。
基本的には最終ボスを務めている(ダブルドラゴンとのコラボ作品でも例外ではなかった)。GB版(無印)では手下をけしかけるが本人は戦いには参加しない。なお、この時はダンサーのふりをして油断したバトルトードを襲撃したらしい。アーケード作品では物語の中盤に登場し、自身のホログラムを投影して部下を鼓舞する役割にとどまっている。(その為GB版とアーケード版では側近のロボ・マヌスがラスボスを担っている。)
2020年版では『トピアン』というバトルトードと共通の敵が現れた為彼らと手を組んでいる。
- General-Slaughter(ジェネラル・スローター)
- 最高幹部であるミノタウロスを思わせる牛の将軍。怪力を誇る。角で突き上げる肉弾戦が中心であり、作品によっては、戦闘スタイルがバトルトードに似ている。日本のゲームボーイ版の説明書ではスローター将軍と記載されている。アーケード版では、身長10.5フィート(320cm)、体重936ポンド(464.5kg)。
- big-blag(ビッグ・ブラッグ)
- ダーククイーンの側近のネズミの巨漢。巨体そのものとトゲのついた尻尾が武器。アーケード版では巨大化も可能であるが、巨大形態を倒すとヘソが外れたかと思うと何故か、空気が抜けて萎んでしまう。日本のゲームボーイ版の説明書では・で区切られていない。アーケード版での巨大化時は、23.3フィート(710cm)、体重は3,431ポンド(1,556kg)巨大化前の身体設定は不明。
- robo-manus(ロボ・マヌス)
- ダーククイーンの側近のサイボーグ。作品によっては上司に代わってラスボスを担う。ダーククイーンの手下になる前はガルガンチュアの艦長だったらしい。ダブルドラゴンとのタッグ作品やアーケード版を見る限りでは撃破時に大破してしまうためか、作品によって大幅にデザインや攻撃手段が異なる。日本のゲームボーイ版の説明書では・で区切られていない。アーケード版では身長76.8フィート(2,340cm)、体重12,431ポンド(5,639kg)と今までの彼とは比べてかなり巨大。
- General-Vermin(ジェネラル・ヴァーミン)
- 幹部である筋骨隆々の眼帯を付けたネズミ。冷血な性格らしい。ゲームボーイ版ではボスだったが、アーケード版では雑魚敵として登場している。ボスとして登場するのは彼を模したと思われる『ロボラット』の方。バトルトードがこいつにつかみかかって攻撃するアクションではよく見ると股間を殴っている。日本のゲームボーイ版の説明書ではバーミン将軍と記載されている。
- Admiral-Oink(アドミラルオインク)
- 幹部であるサンタの服を着た豚。アーケード版のボスとして登場する予定だったが、没になり、ゲーム中で確認できるのは第五ステージの肖像画のみ。
- ブラッティー、オールアバウトホリデー
- 2020年版に登場。同作ではダーククイーンがバトルトードと手を組んでいる関係で仲間キャラとしての登場。