概要
種族 | ダーカー |
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分類 | 蟲系(大型) |
二つ名① | 虚の骸 |
二つ名② | 虚の無(緊急クエスト「採掘基地防衛戦:絶望」限定) |
希少種 | ダーク・アグラニ |
幻創種 | エスカ・ラグナス |
専用BGM | Grossly Legs(市街地フィールド:最深部エリア限定) |
雷撃とカマイタチを操る蜘蛛型のボスダーカー。弱点属性は炎属性と光属性。
長く頑強な4本脚、怪しく黒光りする刺々しい甲殻、丸々と膨らんだ腹部等々・・・
正に蟲系ダーカー種の集大成と言っても過言ではない不気味な見た目をしている。
現在でも大型のボスダーカーを代表する存在であり、初見時のインパクトは絶大。
EP1のOPムービーでもアッシュ達4人のアークスと交戦している姿が描かれている。
固有のレアドロップはロッド『ラグネアンサラー』とユニット『ラグネシリーズ』。
戦闘能力
弱点は頭部の後ろにあるダーカーコア。破壊可能な部位は4本の脚部位であり、
1段階目でヒビが入り、2段階で甲殻が破壊され一定時間ダウンさせる事ができる。
1本破壊する毎に破壊した方向にダウンするが、4本全て破壊すれば長時間ダウンする。
ダウン中は小型種のカルターゴ同様背中に乗る事ができるが、滞空可能なクラスなら常時攻撃する事も可能。
高空に攻撃する能力に乏しいので、空中戦に長けたクラスなら特に有利に戦える。
- 物理攻撃
鎌状の鋏角で前方を連続して切り裂いたり、後脚で後方を広く薙ぎ払ったり、
勢いよく飛び上がってスタン効果のある踏み付け攻撃を行う。全て打撃属性。
どの攻撃も大振りかつ事前動作が長めなので、直ぐに距離を取れば問題は無い。
大ジャンプによる踏み潰しだが、実は落下してくる本体には当たり判定が無く、
着地の瞬間に地表にいなければ当たらない。タイミングよくジャンプしよう。
- 雷撃
咆哮と共に周囲に雷を落としたり、自身の足元に対して放電攻撃を行う。
ドチラも法撃属性と闇属性。本体の内側にも発生するため密着していても危険。
落雷攻撃は猶予が長く落下地点も事前に分かるため、直ぐに離れれば良い。
放電攻撃は真下や脚付近は危険だが、一定以上の高度にいると当たらない。
- カマイタチ
3回連続で正面広範囲に向けて赤黒い円盤状の刃を大量に発射する。射撃属性。
体力が半減すると弾数と弾速が増え、一度被弾すると硬直中に後続弾が連続ヒットして大ダメージを受けてしまう事も多いが、近距離で密着していればまず使用してこず、撃ち出してくる刃も水平移動しかしないので、滞空していれば当たらない。
- 赤霧噴射
難易度UH(ウルトラハード)から使用。その場で大ジャンプして下方に赤霧を噴射してくる。
そこそこ威力の高い対空攻撃であり、弱点に密集しているプレイヤーに対して使用する。
攻撃範囲は真下付近であり見た目ほど広くは無い。いつでも避けられるよう要警戒。
- 市街地限定行動
主にアドバンスクエスト「特務先遣調査:市街地」で見る事ができる限定行動。
エリアの壁面に飛び退いて張り付き、しばらくした後に飛び降りて押しつぶしてくる他、仕切り直しとばかりに先述のカマイタチへつなげたり、HPが少なくなると周囲に咆哮してダガン・クラーダを際限なく召喚するようになる。
- バスタークエスト限定行動
異世界オメガの緊急クエスト「魔神城戦:不尽の狂気」でのみ見る事ができる限定行動。
後述のエスカ・ラグナスの拠点張り付き行動と全く同じ。早急に部位破壊しよう。
出現クエスト
主に緊急クエスト「市街地奪還作戦」に出現する市街地フィールドのエリアボス。
かつては市街地限定のエネミーだったが、現在では他の緊急クエストにも多数出現し、
通常のフリーフィールドクエストや一部アークスクエストにも出現するようになった。
しかし他のボスダーカーとは違い、以前は確実に出会える常設クエストが存在しなかった。
当時はラッピーと共にクラスのスキルポイント獲得オーダーの討伐対象だったのだが、
緊急クエストやEトライアルによる乱入を狙う以外に方法が無く(現在は他エネミーに修正済み)、
下記のクエストが実装されるまでは、かなりのプレイヤーがやきもきしたとか・・・
タイムアタッククエスト「走破演習:ナベリウス初級」
最深部エリアにて浸食核持ち(ブーストエネミー化)の個体が最終目標として登場。
同エリアではナベリウス原生種のガロンゴやアギニスと敵対しており、混戦となる。
専用アイテムを使用しない唯一のクエストであるため、狩るならココがお勧め。
アドバンスクエスト「特務先遣調査:市街地」
最深部エリアにてグワナーダとの2択で登場。ドチラが出現するかは完全にランダム。
クエスト受注には専用アイテム『アドバンスカプセルa・d』が必要になる他、
後述の限定行動もある事を考えると、ここでダーク・ラグネを狩るのはお勧めしない。
一応、希少種であるダーク・アグラニが出現しやすい利点もあるにはあるのだが・・・
エクストリームクエスト全般
クエスト受注には専用アイテム『エクストリームパス』が必要になるが、
特定のステージではダーク・ラグネまたはダーク・アグラニが確実に出現するのが利点。
しかし固有のアイテムドロップが狙えないのと、順番に攻略していく必要があるので、
時間と手間がかかる関係から、専ら希少種討伐オーダーのクリアに利用される程度。
エンドレスクエスト「無限連戦:追憶の彼方へ」
専用アイテムは必要ないが、ダーク・ラグネが出現するエリアを引く必要がある。
運が悪いと全く出会えず制限時間が経過しないとドロップアイテムも入手できないので、
全くオススメできない。そもそもエンドコンテンツであるため狙う意味も無いし・・・
ダーク・アグラニ
主に難易度VH(ベリーハード)以上で出現するダーク・ラグネの希少種。
所謂レアネエミーであり基本的な性質は変わらないが、弱点属性は炎属性のみになった。
蟲系ダーカーの希少種の例に漏れず、赤黒かった体色が鮮やかな真紅に染まっている。
固有のレアドロップはロッド『アグラニアンサラー』とユニット『アグラネシリーズ』。
エスカ・ラグナス
種族 | 幻創種 |
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分類 | エスカダーカー(大型) |
二つ名 | 虚幻 |
ダーク・ラグネを模した幻創種。弱点属性は風属性と光属性。
主にフリーフィールドクエスト「東京探索」または「ラスベガス探索」で出現する。
エスカダーカー特有の青と白を基調としたカラーリングからは若干神聖な感じを受ける。
姿も原種とは一部異なっており、頭部前面を覆い隠すように巨大な甲殻が追加された。
もしEP3以降にダーク・アグラニが登場していたら、このような差別化がされていたかも。
ダーク・ラグネの純粋な強化型と言った所だが、固有のレアドロップは存在しない。
また一部攻撃時のエフェクトが青白くなっているため、若干視認し辛くなっている。
主な強化・変更点
- ダウン条件変更
ダーク・ラグネは脚甲殻を1本破壊する毎にダウンする良心仕様だったが、
エスカ・ラグナスは4本全てを破壊しなければダウンせず、怯むだけになっている。
- 雷撃変更
闇属性が無くなり、法撃属性のみとなった。
- カマイタチ強化
カマイタチ攻撃に被弾すると、その場から動けなくなるバインド効果が付与された。
- 糸の壁
HPが半分以下になると使用する。勢いよく後方に飛び退きながら白い糸を吐き出し、
前方に一定時間プレイヤーの移動を阻害する壁を作り出す。言わば即席のダーカーウォール。
この壁は攻撃することで破壊可能だが、発生前に内側に素早く回り込んでしまう事もできる。
- 拠点張り付き
緊急クエスト「採掘基地防衛訓練:VR」でのみ使用する限定行動。
出現後、拠点まで一気に大ジャンプして高所に張り付き、そのまま持続ダメージを与える。
直接コアを狙って速攻撃破するか、脚部位を破壊して怯ませない限りは止まらない。
バーストバリアも効果が無いため、遠距離攻撃可能なクラスが率先して部位破壊しよう。
PSO2EPO
アニメ版のOPにも登場しており、ダガンの群れの後方に居座っている。
本格的に登場したのは第3話。クラリスクレイスとの戦闘中にアッシュが乱入して不利になるが、
「獲物を横取りされた」と勘違いしたクラリスクレイスによって(アッシュごと)倒された。
余談
名前の響き(蜘蛛の怪物【アラクネ】が由来とする説有り)からして擬人化される際は、
お姉さん(ラグネエサン)として描かれる事がある。実際、イラストもそちらが多め。
また希少種はお兄さん(アグラニイサン)として擬人化される事もある。
尚、デザインアート集によると開発途中の段階では、歩脚の数は元々6本だったらしい。
前述のようにEトライアルでどこでも出現すると書いてあるが、コイツはガタイがデカイのに狭い通路でもお構い無しに出てくる事がある。
また、ダーク・ラグネに限った話ではないが、撃破Eトライアルが途中で捕獲Eトライアルにチェンジオーバーするケースがある。これがくせ者で、チェンジオーバーした瞬間から倒してしまうと失敗扱いになってしまうのだが、多人数でフルボッコにしているとあっという間にHPがなくなり、オペレーターキャラがチェンジオーバーを通達している間にそのまま倒されてしまうことも多い。
一方ソロでチェンジオーバーすると、捕獲装置と操作パネルが微妙に離れているため対象が留まらず、連れているNPCも戦闘を中断してプレイヤーについてくるため囮にならないとあって、違う意味で一気に難易度が上昇する。
これでやるせない気持ちになったプレイヤーも多いのではなかろうか?