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チャコ(クレしん)

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ちゃこ

チャコ(クレしん)とは、映画クレヨンしんちゃん『オトナ帝国の逆襲』に登場するキャラクター。 物語の黒幕の一人であり、同時にこの映画のヒロインに当たる。

「どうして…!ねぇ、どうして!?現実の未来なんて、醜いだけなのに……!!」

CV小林愛

概要

ケンとともに常に行動している女性で、ケン同様感情に乏しくクールな印象のある女性。野原家男性共に認めるイイ女。

一方でケンよりは感情を露にするシーンが多く、物語の終盤ひろしスカートを覗かれた際(ちなみにパンツの色は白)には、僅かな間ながら怒りを表した。

また、計画断念後に飛び降りの機を逸した際に「死にたくない……!」と本心を吐露した。

また、ケンよりも彼の計画に対して積極的であるような描写があり、未来を求める野原一家に対して、自分を止める手段を教えるケンに対して疑問を抱いたりもしている。

野原一家を招いた際に、シロにミルクを与えて穏やかな笑みで頭を撫でてやる一面も。

名前の元ネタはケンと同じく、1962年から1969年まで放送されていた子供向けテレビドラマ『チャコちゃんシリーズ』のタイトル及び主人公からと思われる。

尚、「チャコ」とは本名が「ひさこ」や「ちかこ」である女性が、昭和期によく呼ばれていた愛称の一種である。

ケンとの関係性

作中でケンとの関係性は明かされなかった為、その正確な関係性は不明。

同棲はしているものの夫婦ではない。ただ、腕を組んで歩いたりソファに2人連れで座る等、恋人を彷彿させる描写が目立つ。

劇中で「古き良き時代」とされている1970年代は、1972年から1973年まで漫画アクション(後に『クレヨンしんちゃん』が連載される漫画雑誌)に連載されていた上村一夫の漫画、及びそれを原作としたドラマ『同棲時代』のヒットを始め同棲を題材とした創作物や楽曲が多く作られるなど、従来の見合い結婚から自由な恋愛へと価値観が変化しつつあった時代である(劇中でもひろしが「同棲時代みたいだな」と言及している)。よって、2人の関係性(=同棲中の恋人)は昭和時代(厳密には1970年代)当時の世相を表しているともとれる。

しかし、恋人とも明言されておらず、「連れ添い」と称した方が的確かも知れない。

あくまで噂だが「ケンは既婚者で不倫ではないか?」との噂もある。見た目からして彼らにはかなり年齢差があるようにも見える。もちろん単にケンが老け顔か、逆にチャコが歳の割に若い美魔女である可能性も否定できない。

又、最近になって「彼女は不妊症ではないか?」とも推測されている。この推測が挙げられている理由として、感情の起伏に乏しいケンが、ひろしの「あんたにも家族がいる幸せを分けてあげたい」の言葉に、珍しく激情を顕にした(=ケンとチャコの間には子供が出来ないから)為としている。ただし、上記の発露は「配偶者や子供に縛られた不自由な生き方の選択に懐疑的だった」「自分たちが憎む21世紀を生きる事態を恐れていた」「『家庭を持つ大人』への拒否(暗にそれを指摘されたから)」など、不妊症以外の理由も考えられる。この説については、前述の漫画『同棲時代』の登場人物である今日子に「堕胎手術の影響で不妊症になった」との設定がある点から、今日子の設定に引っ張られたか混同してしまった可能性が高い。

余談

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