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チラッ...とだぞ

私の「能力」は遠隔操作する「スタンド」だ

それ以上は今は言わないぞ......信用しろ...これもプライバシーだ

自分の家族にもエロDVDの隠し場所は言わないだろう...?

他人に自分のケツの穴を見せたりしない

「スタンド」はそういうものだ......

概要

ジョジョリオン7巻で、定助憲助に対し信用できないからスタンドを見せろと言った際に、彼が言った台詞

バトル漫画であるゆえにスタンド能力を堂々と誇示する人間が多いが、スタンドを見せる行為が本来どれほどの信頼を必要とするかを読者に再確認させる名セリフである。

流れ

つるぎに事情を聞きに行こうとした定助の前に現れ、何処へ行くのか尋ねる憲助。自分が答えられることは全て答えるという彼に、東方家の人々は怪しい、特にあなたが一番怪しく見えると定助は言い、様々な質問をする。それに答えた上で一緒に付いてこようとする彼に、少しは信用したが付いてくるならスタンドを見せろと定助は迫った。定助の話から彼がつるぎに攻撃されたことが事実だと知った憲助は、チラッ...とだけ自身のスタンドを見せたのだった。

意味

ジョジョ読者ならば、というかこの手の『一人一能力』みたいなタイプのバトル漫画の読者ならばわかると思うが、スタンド使いには他人にむやみやたらとスタンドを見せることはないという暗黙の了解がある。

これはどの様なスタンド能力であろうと詳細が割れれば対策は立てられやすくなってしまうし、その対策法が周知されてしまえば自身のスタンド使いとしての戦力がほぼ消滅するためだ。

『ジョジョ』シリーズ全体を通しても有数の理不尽能力であるワンダー・オブ・Uですら『自分を追わせる』という対策が存在する。

故にスタンド能力を見せるのは情報漏洩や裏切りを考えなくて良い程に信頼している仲間か、バレた所でどうせ今から死ぬのだから何の問題も無い敵のいずれかである(特に黄金の風では顕著)。

という風な理詰めの意味も列挙できるが、スタンドが精神の産物であることと『ケツの穴を見せない』という例えを出している点から、単に自分の全てをさらけ出すのは品が無いという羞恥心に近い感情論である可能性も高い。

憲助のこの行為によって定助の疑念も晴れ、以後憲助は信頼できる相手として確固たる地位を獲得していくこととなった。

余談

日常では「〇〇見せて」→「チラッ...とだぞ」といった使い方ができる。

ちなみに、95話にて憲助は家族の前で普通に自身のスタンドを見せている。定助への対応の差を考えると、彼の家族愛が感じられるエピソードである。

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