ツダ・エマ
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ぶりきむすめ
ツダ・エマとは「攻殻機動隊ARISE」シリーズに登場するキャラクター。「border3:Ghost tears」で登場し、「border4:Ghost stands alone」では物語全体の鍵を握る重要キャラクターとなっている。
CV:茅野愛衣
「攻殻機動隊ARISE」border3、border4に登場する全身義体の少女。
初登場のborder3では独立した草薙素子の後任として501機関に新たにスカウトされたハッカーという触れ込みだった。
その際クルツと共に登場し、先輩である素子に勝てるかとクルツに問われた際には「あなたが望むなら」と意味深に答えている。
ネットでは「ティンマン」(ブリキのきこり)の名義で活躍し、電脳ゲームアプリのヒットメーカーとして知られた存在らしい。
border4では物語のキーパーソンとして登場する。
クリスマスの夜、水ビジネスによる抗議デモの現場で起きた同時電脳汚染の渦中におり、素子率いる九課に保護される。
戦災孤児であり、難民キャンプで電脳化を拒否して脱走した過去を持つ。
その後電脳化を施されるも、人格の希薄化という障害を負ってしまう。この障害は特殊なものであるらしく、少しずつ脳をニューロチップに置き換え、身体を義体化せねば生きられない、人格の希薄化により補助電脳なしでは自我が保てない、などの特徴がある。エマは高度電脳化により自我構築を行っていた。
「私はブリキ、心がなくなっていく」
彼女のこのセリフは童話「オズの魔法使い」に登場する心のないブリキの木こりに、人格が希薄化していく自分をなぞらえたものである。
「わたしたちは、620通りの理由により、選択の自由のない電脳化に反対します」
「ブリキの木こり」ツダ・エマと、彼女の中に住むもうひとつのゴースト、エマと同じ障害を抱える「カカシ」ブリンダジュニアを中心に据え、border4の物語は展開する。
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