概要
新興宗教団体〈神王教団〉の長を務める禿頭の男性。老いぼれを自称するが実際は47歳。
第3の宿命の子は魔王も聖王も超越した「神王(しんのう)」になると信じ教団を結成したが、ナジュ王国のゲッシア朝に弾圧された為武装蜂起し、遂には王国を滅ぼした。
現在はナジュの砂漠に「神王の塔」と呼ばれる巨大建造物を築いている。
神王を信じる者に対しては寛大であり、悪人であっても教団に帰依すれば罪は許されると主張する。
一方で信者であっても教団を悪事に利用する者には容赦なく罰を与える。
尚、神王教団はマスコンバットで信者に人間爆弾作戦を実行させたり、塔の秘密を守る為に建造に係わった人材を暗殺したりと非道な真似も行っているのだが、それらの指示をティベリウスが出したかどうかは語られていない。
能力
HP | LP | 腕力 | 器用さ | 素早さ | |
---|---|---|---|---|---|
90 | 8 | 14 | 13 | 14 | |
体力 | 魔力 | 意志力 | 魅力 | 初期術 | 閃きタイプ |
15 | 23 | 20 | 14 | 玄武・太陽 | 0(術師向け) |
ロマサガ3という舞台の根幹の一つである神王教団の長でありながらなんと仲間に加える事もできる。
が、お世辞にも使い勝手が良いとは到底言えない。
太陽と玄武の術をデフォルトで覚えており、そのどちらにもパーティ外成長をするという特徴はあるが、
・多くの術師キャラと同じ、全体的に適正の少ない閃きタイプであり、他で代用可能
・魔力自体は高いが他のステータスが軒並み貧弱(意志力は高いがあまり有用なステータスではなく差別化点に上げずらい)
・成長補正が全体的に低い。1番高いのは太陽術の2
・加入させるにはマクシムスイベントを進めねばならずハードルが高く、加入時期が遅くなりがち
・にもかかわらず初期HP及び技術レベルが低い。加入時期を考えればパーティ外成長で多少上がりはするだろうが明らかに他の術師キャラより劣る。
・微量ながらWPも持つため術王冠が付きにくくなっている。しかも斧にパーティ外成長フラグがあるため時期次第ではより高くなり、王冠付与が不可能になる場合も
以上のように欠点のオンパレードであり、太陽術の存在以外はあらゆる点でウンディーネの下位互換と言っていい。
唯一メリットがあると言えるのは「生命の杖」と優秀な陣形「鳳天舞の陣」を持っていることぐらい。杖は剥がしたらすぐにポイもあり得るし、陣形は加入が楽なフルブライトも持っているのでやはり強みにはなりにくいが…
なおハリードにとっては国の仇に当たるはずだが、特別な会話は存在せず、他の主人公同様問題なく仲間に加える事ができる。
ロアーヌが燃える日
冒頭でナジュ王国が滅ぼされる際に名前のみが登場。本作の教団はマクシムスが牛耳っており、原作を知らないとティベリウスが黒幕のように思えるかもしれない。
入信して間もないマクシムスを気に入り幹部として取り立てたが、結果として知らない内に教団を半ば乗っ取られてしまっている。