※この記事はブブキ・ブランキ(二期)の終盤における、重大なネタバレを含みます
概要
ブランキの始祖で彼らにとっては神に当たる存在。本来ブランキはデウス・マグナの下僕で、デウス・マグナの住まう星をテラフォーミングをする役割を持っていたが、デウス・マグナは生命溢れる地球に手を加えることを良しとせず、頭と体を切り離し眠りについた。(これがブランキの衰退を加速させ、ブブキ使いの誕生に深く結びつくこととなった。)その後、体は海中に沈み宝島となり、頭部は彗星となって地球の衛星軌道上を彷徨していた。
汀が身を挺して目覚める前に宝島ごと破壊しようとするも失敗し、頭部と体とのプラグとなる炎帝が体内に、テュロクを支配したギーが頭部に入り復活する。
胴体に比べ極端に小さい頭部と細く長い手足という、他のブランキと比べても異様と言えるシルエットをしており、全高は富士山(3776m)をも越す程。その体表は一般兵器は勿論、薫子、劉毅たちアジアチーム、エピゾたちアメリカチームがそれぞれ駆るブランキの全力攻撃をもってしても傷一つつかない。(ギーは覚醒したテュロクのパワーで、東は火事場の馬鹿力でそれぞれ突破し、体内に侵入した。)
また、火力面でも神の名に恥じない力を持ち合わせており、目から光弾を数発放っただけで、日本の海岸線ごと休眠していたデラシネたちを跡形も無く消し飛ばし、着弾した場所からは数百mもの火柱が上がっていた。 (直後に柊は「これじゃ世界が丸ごと終わっちまう!」と叫びを漏らしていた)
第23話で東たち王舞チームの奮闘により礼央子と炎帝が救出されると、頭部と体の接続が切れたことにより活動を停止。その後、東と礼央子が炎帝王舞を駆りギーを倒したことによって彼の支配から解放された。
戦いが終わると頭部に炎帝(=汀)を乗せ、共に他の星のブランキ達の命を繋ぐため宇宙に旅立った。(このとき残された身体は海中に再び沈んでいった)
余談
- 体と頭部が結合し復活した直後、衝撃で吹き飛んだ雲がまるで翼の様に見える演出が取られている。
- 神の名に相応しい圧倒的な火力、世界を滅ぼし作り直す程の力、その異様なシルエット等から、おそらくモチーフは巨神兵だと思われる。(上述した光弾と柊の台詞も、映画版ナウシカのオマージュである可能性がある)
関連タグ
プライマス…地球外生命体、ブランキ達の始祖、超巨大な体躯、神に等しい超絶的な力など、共通点が多い。