概要
5つのブブキとして分離していた体の部位が合体することで完成する、謎の人型巨大生命体の総称。頭頂高で40メートルほどの大きさがある。
宝島に存在する多くのブランキは、脳にあたる器官が殆ど機能しておらず、深い眠りと徘徊を繰り返している。
デザインは吉川達哉
その正体ははるか昔に地球に降り立った地球外生命体。
地球に辿り着いた時には既に大半のブランキ達の脳は腐りかけており、生き延びる為に発達した脳を持つ人間と契約し、その脳と同調することで脳の腐敗を免れている。この際に主となる人間に寄り添い、守る為の姿がブブキである。
しかし、一部のブランキ達は人間と契約することを拒み、宝島と共に空へと上がった。結果、彼らの脳は腐敗し、眠りと徘徊を繰り返すようになった。
ブランキの一覧
- 王舞…所有:一希家(日本)
- 炎帝…所有:万流家(日本)
- メガララ…所有:エヴァンス家(アメリカ)
- ザンパザ…所有:バラキレフ家(ロシア)
- エピメウ…所有:スワンソン家(イギリス)
- バトロフ…所有:劉家(中国)
- テュロク
- デラシネ(首無しブランキとも呼ばれる)
- デウス・マグナ
ブランキに関連する設備
- 墓ビル…ブランキを封印する役割を持つ巨大建築物。新宿に林立するその姿が巨大な墓標のように見えるため、墓ビルと呼ばれている。屋上にはヘリポートとコンビニが、最下層にはブランキの牢獄が存在する。
- ブランキ運搬線…日本中に敷かれているブランキ運搬用の特殊な線路。現在はその多くが廃線同然となっているが、有事の際に使用できるよう最低限の整備はされている。運搬車両には光学迷彩や荷台に積んだブランキの持つリンズを利用したバリア発生機能が搭載されている。
- アルゴー・ガウラ…ブランキ運搬用の双胴の飛行艇。ブランキ運搬車両同様、リンズでの防御能力や光学迷彩を有し、ブランキや凍土にぶつかっても平気な頑丈な船体を持つ。ドイツで建造され、かつて礼央子が購入した。主に的場井が操縦し、二期では東たちの活動の拠点となる。