デスター
ですたー
ドクターQ率いる犯罪組織。通称:秘密組織デスター
魔神ゴーラの像にダイヤモンドを吐き出させるべく、子ども達を泣かす作戦を次々と行う。やることはせこいが、手口はかなり悪質。
ゴーラゾンガーが登場してからは目的を世界征服に切り替えるも、せこさは相変わらず。
ドクターQ
デスターの首領である悪の天才科学者。何故か顔が地獄大使そっくりである(演じた人が同じというせいもあるが)。
部下からは「ドン」と呼ばれないと気が済まないという妙なこだわりを持っている。
悪の世界ではその名を知られた宝石コレクターにして強欲極まりなく、悪事の限りを尽くして手に入れたダイヤは全て己のコレクションにする。ゴーラの像を手に入れてからも「ここまで見事なものは出せない」と思って名立たるダイヤを狙ったこともあった。
その科学力を以てすれば思い描く人工ダイヤを作れるのでは?と思え、(死神博士のそっくりさんである)プロフェッサーKと別の意味で才能の無駄遣いをしている。
第16話までは機械仕掛けの頭の輪をはめていたが、第17話からゴーラゾンガー製作の高知能ヘルメットを着用する。
第33話で組織が壊滅するも、いつか再興しようとする悪の矜持を見せた。
シルビア(メイン画像)
ドクターQの片腕である女幹部。
リタとは仲が悪く、彼女の登場以降、足を引っ張られて作戦を次々と失敗させられるが、それ以前にも自らの落ち度で作戦を失敗させたこともある(特に第10話)。
水野兄弟をバイクロッサーにする要因を作ってしまった、最大の戦犯。
リタ
第14話から登場したドクターQの孫娘。
Qが犯罪の英才教育のためにアメリカのマフィアに送り、留学(?)させていた。
Qを「おじいちゃま」と呼んではその度に「ドンと呼びなさい!」と叱られるが、「ドンおじいちゃま」と呼んだりで止める気が無い(シルビアも初めて聞いた際にはビックリしていた)。
シルビアとは「オバン」と罵るほど仲が悪く、手柄を横取りすべく足を引っ張ることも多い。実際、中盤以降、リタの暴走で作戦が失敗する事が多い。
剣術による戦闘が得意で、手に持って解くと一瞬でサーベルに変わるスカーフを首に巻いている。
ブラックマン
デスターのロボット戦闘員で名前の通り黒ずくめ。子ども達の泣き声を集音マイクで集める。
ナイフと帽子に仕込んだ銃が武器。
作戦に従事するロボット。ドクターQが設計製作したタイプ(第1~14話)と、ゴーラゾンガーが設計・Qが製作したタイプ(第15話以降)がある。いずれもボディは共通で、頭部と武器(一部の個体は腕や脚も)が異なる。
魔神ゴーラ
声:仁内達之(第14話のみ)
デスターが奥多摩の洞窟から発見した一つ目の魔神像。
子どもの泣き声を聞くとダイヤモンドを吐き出すが、作戦が失敗すると吐き出したダイヤは石や砂になったり、割れたり、爆発したりと無価値になってしまう。
第14話でダイヤを吐き出さなくなったばかりか、像に宿る魂がリタに憑依してQを叱責したため、それに激昴したQに捨てられるが、今度はあけみに憑依してバイクロッサーに挑戦する。最後は像に内蔵された自爆装置を起動させ、あけみごとバイクロッサーを倒そうとするも、寸前であけみの憑依を解かれた上に脱出され失敗。
像の爆発によって魂となって母星に帰った。
悪神ゴーラゾンガー
声:沢りつお
ゴーラ像の爆発によって出現したメデューサの頭部のような形状のコンピューター。デスターを乗っ取り、Qに世界征服を催促する。
その正体はかつて海蛇座第III銀河星団によって作られ、今まで第III銀河星団をはじめ、幾多の惑星を滅ぼした「惑星キラー」の異名を持つ、悪の自我を持つコンピューター。
失敗続きのQに業を煮やし、弟のコブラミサイルを呼び寄せ、バイクロッサーの正体を暴くことには成功するも敗北。
最終的にはデスターを見限り、自らをデスターロボの頭部とし、宇宙最強の戦闘ロボ・ブライゾンガーに変身。
ブレーザーカノン砲が1日に1発しか撃てないという弱点を見抜いて、バイクロッサーの必殺技を封じるも、ペガサスの与えたエネルギーで復活したブレーザーカノン砲で撃破された。
ブライゾンガー一機で地球を破壊出来るのに、それを敢えてしなかったのは、デスターを使いゲームを楽しんでいたのではと考えるファンも居るが、ペガサスがもう一度力を与えると言うまさかのデウス•エクス•マギナが起き、敗因になるとは思いも寄らなかったに違いない。