概要
青の騎士ベルゼルガ物語に登場する元レッドショルダー隊員ラドルフ・ディスコーマが使用するスコープドッグ・レッドショルダーカスタム。
通称「死の伝令」。ディスコーマは、謎のATシャドウフレアの対戦相手を見極めるという任務を帯びており、彼との対戦で実力を認められた者は、後に待ち受けるシャドウフレアとの戦いで命を落とすこととなる。
背部に搭載したミッションパックは、ミサイルポッドなどの火器管制の用途以外にも、シャドウ・フレアの過去の対戦データなどが全て記録されている。
基本的な外見は血の色に染まった右肩も含めてレッドショルダーカスタムと同様だが、ターレットレンズ基部の涙が流れた跡のようなモールドや、ミッションパックの形状、脚部底面の形状やグライディングホイールの配置など、細かい部分が多く異なっている。
武装
右腕部ソリッドシューター付きガトリングガン
両腕部アームパンチ
肩部ミサイルポッド
肩に関する混乱
描写中、誤字なのか「左肩」が赤かったり「右肩」が赤かったり、「右肩」にミサイルポッドがあったり「左肩」にミサイルポッドがあったりとばらつきがある。
この理由は、元々がレッドショルダーカスタムのプラモ(つまりTV版のバニラが左肩を赤く塗った方)の改造例として作成されたことからくる混乱だと思われる。
後に発売された立体物でも混乱は続いているようだが、右肩が赤い造形物が全体的に増えてきている。
余談だが高橋監督も後年、ウド編のノベライズで同じようなミスをしている。
客演
青の騎士ベルゼルガ物語だけでなく、劇中再現等の点から最高傑作との呼び声が高いPS2版装甲騎兵ボトムズにも登場する。
コンバットプログラム(ゲージを溜めて発動する必殺技)では
「ソリッドシューターから敵機体目がけてスモーク弾を発射し、視界を奪った後に右肩を怪しく光らせながら接近して銃撃、相手の背後に回り込みさらにガトリングガンで銃撃」という、他のレッドショルダーカスタムと一部が共通した演出が用意されている。
また、ムービーでも「プレイヤーの前に現れた敵機体を煙幕で目くらまししてから場外から銃撃し、跳躍して乱入して銃撃した相手を吹き飛ばす、その後"お前の相手はこの俺だ"とでもいわんばかりにミサイルを正面に向けて仁王立ちになる」というスタイリッシュな登場が用意されている。