デビメイネッタ
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でびめいねった
カプコンから発売されているスタイリッシュアクション『デビルメイクライ』シリーズと、プラチナゲームズ開発の『BAYONETTA』シリーズがコラボした関連作品に使用されるタグ。
ゲーム『デビルメイクライ』シリーズとゲーム『BAYONETTA』シリーズをコラボ・クロスオーバーした作品に付けるタグ。
作品の主体がどちらになるかは描き手によって様々。
絵や小説の内容は主に、
- 両作品キャラ同士の絡み(クロスオーバー)。
- 一方の作品のキャラがもう一つの作品のキャラのコスプレを行う、もしくは衣装交換。
- デビルメイクライキャラによるBAYONETTAパロディをしたり、逆にBAYONETTAキャラによるデビルメイクライパロディ
…など。
ベヨネッタシリーズにのみDMCシリーズと関係性を示唆する設定が存在するが、あくまでも匂わせる程度でベヨネッタ公式でもベヨネッタとDMCは同一世界であるとは明確にコメントしていない。
また神谷監督は2006年の時点で既にカプコンを退社しており、初代DMC以降のDMCシリーズには関わっていない為、神谷監督からDMCを引き継いだ伊津野英昭監督が手掛けている現在のDMCシリーズはベヨネッタシリーズと設定に食い違いがあって繋がらない部分がある。
例えばベヨネッタの世界観は天界・魔界・人間界の三位一体世界とされているが、DMC4SEの対談動画で伊津野監督がDMCの世界観は人間界と魔界のみで天使はいないと語っている。またDMC3の前日譚を描いたコミカライズでもプロローグで世界は光の人間界と闇の魔界の2つの世界に分かれたと描かれており、天界の存在は語られていない。唯一の例外はリブート作品のDmC Devil May Cryで本作ではダンテの母エヴァは天使として扱われている。
これらのことから、ベヨネッタ側によるDMCを意識した設定は公式内のお遊びやファンサービスの意味合いが強く、その他、会社や版権の壁があることからもDMCシリーズとベヨネッタシリーズは似て非なる別次元のものとしての区別も必要。
- ベヨネッタで時の腕輪(初代DMCにも登場する)というアクセサリーを作ったのは、古の魔剣士と契約を結んだ孤高の魔女エヴァであり、ダンテの母のエヴァと同名だが、DMCの公式設定ではエヴァは超常的な力を持たない普通の人間である。
- DMCにはエンツォ・フェリーニョという情報屋が登場しており、ベヨネッタにも同名の同業者がいる。しかし、DMCのエンツォは元々は悪魔の存在を信じていない現実主義者であるということが発覚している(一応、過去に何度か悪魔絡みの事件に巻き込まれたことがあるが、結局信じようとしなかったとのこと)。悪魔を信じる切っ掛けとなったテレビアニメ版のドラマCDで魔界の名工マキャヴェリの魔銃に片腕を寄生されて、命と引き換えにダンテに腕を斬り落とされた。それ以降のエンツォは隻腕になっている。現在は情報屋を引退して質屋を営んでおり、自らの店にダンテの魔具を質草として収めている。このようにベヨネッタとDMCのエンツォは明確な違いがあるため、ベヨネッタのエンツォはDMCのエンツォとは似て非なるスターシステムの人物に近い。ちなみに声優はベヨネッタのエンツォは高木渉氏で、DMCのエンツォは松本保典氏である。
- ベヨネッタに出てくるロダンの名前の元ネタは「オーギュスト・ロダン」だが、ロダンという名前はDMC4の主人公ネロの没ネームでもある。
- ロダンが常連限定で出している「ストロベリーサンデー」はダンテの好物。
- アクセサリーの「永遠なるマリオネット」の見た目はDMC1に登場する悪魔「マリオネット」。なお、このアクセサリーの製作者である魔女「ブラディ・マリー」の名前の元ネタはマリオネットの強化個体「ブラッディマリー」である。
- アクセサリーの「魔界交信機」で召喚できる「リトルデビルズ」はDMC1を制作した当時の開発チーム名。なお、ベヨネッタの開発チーム名は「リトルエンジェルズ」である。
- 「エンジェルメイクライ(天使も泣き出す)」というトロフィー/実績がある。
- トロフィー/実績の「伝説の魔女」のアイコンはDMC1のタイトルロゴ。
- 四元徳「勇気」戦と「正義」戦で「消えな、トリ頭」や「Let's rock, baby!」などベヨネッタがダンテのセリフを言うシーンがある。
- 大魔獣ファンタズマラネアとDMC1のボスのファントムは幽霊の異名と炎を宿す大蜘蛛の共通点がある。しかしファンタズマラネアのサイズは親蜘蛛はファントムの数倍以上、子蜘蛛ですらファントムとほぼ同じ体格である。性格も短気で粗暴なファントムとは対照的に温厚であるなどの違いがある。
- ルカには「トリッシュ」、「クレア」、「シルヴィア」、「アミー」という4人のガールフレンドがいて、トリッシュはDMC1のヒロインの名前(実際はルカが飼っている3匹の雌猫と1匹の雌犬の名前でいずれも神谷監督が手掛けたゲームに登場する女性キャラの名前)である。
- ルカの姓は「レッドグレイヴ」であり、ルカの父アントニオを愛称で呼ぶと「トニー」になるので、小説版DMC1でのダンテの偽名「トニー・レッドグレイブ」と解釈することもできる?
- ベヨネッタのゲーム本編クリア後の全キャラが集合した画像はDMC1の全ミッションを難易度イージー以外でオールSランクでクリアしたら見れるエンドカードのパロディである。
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