デューンゲッコー
でゅーんげっこー
背景ストーリーで特に役割があるわけでもなく、その数の少なさ、実用性の低さ、未収録期間の長さなどからくる影の薄さから、
「デュエル・マスターズ一の不遇種族」といっても過言ではないレベルでネタにされていた。
初登場は、DM-06「闘魂編第1弾」(2003年6月26日発売)
でのピーカプ・リザード(レアリティ当時上からも下からも二番目のレア)
及びムラマサ・リザード(レアリティ最下位のコモン)
次いでDM-09「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆」(2004年3月9日発売)
での、ジョー・リザード(レアリティ下から二番目のアンコモン)
…その後9年以上上記3枚しか存在しない時代を過ごす。
当然、収録されているのは初期のパックのため今や絶版状態である。
デュエル・マスターズにおいては比較的初期に現れ、
いつしか新カードが登場しなくなったマイナー種族はいくらか存在するが、
それでもデューンゲッコーのように3枚以下しか存在しない種族は
背景ストーリーで主要な役割を与えられ、豪快な効果と高レアリティを持つ目玉クリーチャーか、
エピソード1以降の一部のプロモーションカードの専用種族のものくらいである。
…その後DMR-08 「エピソード2 グレイト・ミラクル」(2013年3月16日)
でのウッカ・リザード(メイン画像、レアリティコモン)でまさかの復活
DuelMasters Wikiの「ウッカ・リザード」の項目
においても、
「このカードの存在意義はなんといってもデューンゲッコーであることだろう。
この種族はメルト・ウォリアーと命名ルールが被っているので、復活することはないと考えられていた。
あまりの影の薄さによるネタ人気を公式が認知したのだろうか。」
とすら評される有様であり、
イラストレーターの油屋とんび氏も、
「久しぶりの登場」という説明は受けていたもののコメントでデューン・ゲッコーのマイナーぶりを知り驚いていたようである。
その後DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」(2021年9月25日)
今弾には「フレーバーテキストにしか登場していないクリーチャーがメタ効果とササゲール1を持ったディスタス化したクリーチャー」のサイクルが存在するのだが、その火文明枠に選ばれたのがブルフロッガー(2002年10月17日発売のDM-03のカード「奇襲兵ブルレイザー」のフレーバーテキストにのみ存在するクリーチャー)であり、なんとデューンゲッコーであったことが判明。月砂 フロッガ-1が5体目のデューンゲッコーとして登場した。デューンゲッコーの多種族冠詞もこれにて「月砂」であることが判明。デューンゲッコーは直訳で「砂丘のヤモリ」なのでそこから取られたのだと考えられる。