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以下、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の重大なネタバレを含みます


※『境界線上のホライゾン』のキャラクターについては⇒トゥーサン・ネシンバラを参照。























解説編集

演:ディヴァイン・ラブ・コナドゥ=サン、吹替:織田碧葉


『ワカンダ・フォーエバー』のミッドクレジットシーンにて登場した、先代ブラックパンサーことティ・チャラナキアの息子

ティ・チャラの妹シュリはこの場面で初めてその存在を知った。


生前のティ・チャラが『インフィニティ・ウォー』で消滅する前にナキアとの間に儲けており、ワカンダを出奔した彼女が『エンドゲーム』内の5年の間で出産。

多忙な王政に振り回されず、静かなところですくすく育てたいという意向から、家族には息子の存在を話さず、ティ・チャラの葬式にも「幼いからまだ早い」として参加しなかった。


ティ・チャラの母である女王ラモンダは唯一このことを知っており、実は物語の中盤、学校を訪れた彼女を案内した少年こそが彼。既に祖母と孫として交流していた模様。


なお「トゥーサン」はハイチ人としての名前であり、ワカンダ人としては父と同じ「ティ・チャラ」である。

初めて会う叔母に対して、「僕の名前はティ・チャラ。ティ・チャラ王の息子」と名乗る幼い甥の姿に、シュリは亡き兄の面影を見出した。


余談編集

ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンが亡くなったことで『ワカンダ・フォーエバー』は大幅な内容の変更があった(詳しくは他記事にて)が、公開後に監督が明かしたところによると、ティ・チャラの息子が登場するのは初めから決まっており、消滅から戻った彼と初めて会った息子との冒険物語になる予定だった模様。


ティ・チャラの後任を立てない事に反対だった者達による『リキャスト・ティ・チャラ』というTwitterでの抗議運動が発生し、トレンド入りする事態にもなったが、結果的にはティ・チャラの名を受け継いだキャラクターが息子として登場する事になった。


コミックではティ・チャラの息子が(主な世界である【アース616】を除く、いくつかのマルチバースにて)何人か登場するが、いずれもトゥーサンという名前ではなく、そもそもナキアとの間に生まれた子供は存在しなかった。

よって、トゥーサンはMCUオリジナルキャラクターである。


由来となったかは不明だが、ハイチにおける「トゥーサン」と言えば、独立運動の指導者であり、建国の父の1人とされるトゥーサン・ルーヴェルチュールが実在する。


吹き替えを担当した織田碧葉は公開当時11歳。同じく子役の兄・海誓は『ワカンダ・フォーエバー』の次の作品にてピーター・クイルの幼少期を担当している。

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