概要
るんとトオルは小学3年生のときに出会ってから、ずっと一緒の仲良し幼なじみです。
高校進学時には、「るんちゃんの行く高校に行く」と宣言するほどトオルはいつもるんと一緒にいたいのです。
努力の甲斐あり、同じ高校に進学したトオルは、るんに声をかける男子を金属バットで追い払う毎日を過ごしています。
2人は「姉妹以上に姉妹らしい」と言われる程仲が良く、「友達になった記念日」には一緒に食事に行っている。
一見するとしっかり者のトオルが天然なるんをリードしているようにも見えるが、るんは人付き合いが苦手なトオルをフォローしたり優しく見守る等、持ちつ持たれつな関係とも言える。
またトオルは昔は純粋な性格だった為、当時の話をされて慌てるといった場面も見られる。
作中で一度喧嘩になったこともあったが、それも互いの思いやりから来たもので、喧嘩になっても同じ部屋で寝泊まりしていた。
喧嘩は幼少期にも度々あり、その時はトオルの口にお菓子を押し込んで仲直りしたと話していた。
るんは友人をちゃん付けし、トオルは呼び捨てで呼ぶことが多いが、互いを呼び合う時は「トオル」「るんちゃん」と普段の2人とは逆である。
出会いについては、原作9巻10巻とかなり終盤になって詳しく描かれた。
余所から引っ越してきたばかりのトオルは引っ込み思案な性格もあって誰とも話さず、るんの友達からは「不愛想で感じ悪い」と言われていたが、るんは「今まで会ったことのない子だからいっぱい知りたい」という理由で接近するようになる。
お菓子をあげる等で距離を詰めようとするも中々うまくいかず、手錠で物理的に繋がるという強引な方法で結果的にトオルの心を開くことが出来た。
るんのコミュニケーション能力の高さや奇想天外な言動はこの頃から健在だった様子。
呼称
るんとトオルの関係性を示すため「るんトオ」とする声もあるが、トオルと同じクラスの同年代の友人であるユタカがトオルのことを「とおるん」と呼ぶこともあり、語感が良いためこちらの方が多く使われている。