概要
D-HEROダブルガイがVジャンプで紹介されたとき、その記事では「キラー・トマトの効果でD-HEROダブルガイを特殊召喚しよう!」と書かれていた。
確かにダブルガイは上級モンスターの割には攻撃力が低いという弱点があるため、キラー・トマトの効果を利用するのは一見有効な戦術に見える。
しかし、ここでD-HEROダブルガイのテキストをよく見て欲しい。
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードは特殊召喚できない。
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
このカードが破壊された場合、次の自分ターンのスタンバイフェイズ時、
自分フィールド上に「ダブルガイ・トークン」(戦士族・闇・星4・攻/守1000)を
2体特殊召喚する事ができる。
Vジャンェ…
最近でもフォトン・リザードの説明で「銀河眼もOKだぞ!」なんて書いてしまった(フォトン・リザードがサーチできるのはレベル4以下。銀河眼はレベル8)。
まるで成長していない。
だた、D-HEROにはダブルガイに限らず攻撃力の低い闇属性モンスターが多く存在しているため、D-HEROデッキを組む際にはキラー・トマトを入れておくことが有効であるのは確かである。
教訓
この事から、遊戯王OCGに限らずTCGをプレイする際における重要な教訓を学び取ることができる。
それは、戦術を考える際にはまずカード・テキストやルールをしっかり理解する必要があるという事である。
これは基本中の基本ではあるが、TCGをプレイする際には相手にカードテキストの勘違いを指摘され、戦術自体が成り立っていなくて負けたという恥ずかしい事態に陥らないよう気をつけていくべきだろう。