概要
「シノビ」・「ベルセルク」・「ダイナソー」
三種族(トライブ)の力が一つになった最強のロックマン。
トライブの特性をすべて持ち、「スーパーアーマー」で怯まず、「カワリミ」でカウンターを狙え、「サイドセレクト」によって柔軟な立ち回りができる。
さらにバージョンごとの効果を引き継ぎ、シノビなら「インビジブル貫通」と「オートロックオン」によって逃げを許さない攻め、ダイナソーなら「アタック+」によって連射系チップによる超火力、ベルセルクなら「トレインコンボ」による怒涛の攻撃を繰り出すことができる。
カード攻撃力はすべて2倍(弱点を突けば更に倍)、チャージショットの「オーバースラッシャー」は横3列の20ダメージ×3、KFB「カイザーデルタブレイカー」は450とギガクラス並みの威力。
これらに加えて無属性なので弱点無しという圧倒的な強さを誇るが、3ターンしか維持できない(カードセレクトに出入りして1ターンカウント)。
その後は強制的にノーマル形態に戻されてしまう。
また3つの種族の力を合わせた形態という設定上、別バージョンのプレイヤーとブラザーバンドを結んでおく必要があり、ソフト単体では変身できないぼっち泣かせ……のはずなのだが、事もあろうにいきなりコイツに変身してスタートというウェーブコマンドカードがある。
ウェーブコマンドカードに入力する以外の条件が無いことから、特にストーリー攻略ではトライブ関係のイベントとは関係なく、それこそメニュー画面を開けるようになるチュートリアル後からトライブキングに変身してストーリー攻略もできてしまう。
無論、ウェーブコマンドカード使用に制限の無いルールの『流星のロックマン2』RTAでは間違いなくトライブキングが無双する流れになる。
総じて流星のロックマンシリーズ全体を通してもバランスブレイカーなのは間違いない。
一方、ストーリー面では、そもそもウイルスの通常エンカウントが多い関係から、トライブキングを使うくらいが丁度良いなんて言う人もいる。
特にクリア後のエンカウント率や強さはオーバースラッシャーを乱打するだけでも時間を要する。
ロックマンブライ
キズナを力に変えて戦うロックマンと、キズナを断ち切った孤高の戦士・ブライ。
対極に位置し、決して相容れることのないはずの両者だが、なんとキズナを捨ててブライと同質の力を手に入れたのがこの形態である。
キズナを断ち、孤高の存在となる覚悟のある者は読むがいい。