概要
CV:平田広明
オラの引越し物語の舞台となるマダクエルヨバカの町長。
町起こしのためにサボテンを使ってテーマパークの設立や、サボテンの実を商売に使おうと目論んでいるが、当初は異常なまでにサボテンに執着しており双葉商事から交渉にきたひろしを突っぱねたり、しんのすけが勝手に実をとろうとした時は怒鳴り散らしたりとかなり悪い部分が目立ち、その結果ひろし達の怒りを買う羽目になる(上記の件は町長視点での正論と、しんのすけの落ち度なのでひろしは怒っておらず、本当に怒ったのは後述の被害が出てもサボテンを保護する強情さと、生存者を危険に陥れ、足を引っ張った事)。
サボテンの正体が人食いの「キラーサボテン」と分かり、町の人々が捕食されてもなおサボテンを全滅させることに反対するなどしていた。
その挙げ句に音でサボテンを誘導してダイナマイトで一網打尽にする作戦を、サボテンの実を無謀に回収しようとして結果的に、町からの脱出路である橋を陥落させて孤立させてしまうなどのピンチを度々招いた。
しかしサボテンに執着する理由がまだ貧しい町だった頃から住んでいたマダクエルヨバカを発展させたいという気持ちからであり、しんのすけにその事を打ち明けた。
終盤では腹を括り、怪我の身を押してまでキラーサボテン達を誘導する大役を担った。
そしてキラーサボテンを全滅させた後は、サボテン駆除の決め手になったかすかべ防衛隊のバッジのレプリカなどを販売する形で町起こしを行った。
パニックものにおける、エゴで事態を悪化させるトラブルメーカー役を担うが、町を発展させたいという想いに偽りはなく(故郷が経済的に発展の余地がないため、インフラも整わなければ仕事もない現状を認識しており、町を捨てて出て行った人間の事をそれほど悪く言ってない)、ひろし達を毛嫌いしていたのも、サボテンの実が無ければ全く町に興味のなかったよそ者達への不信感や、利益が流れて町が食い物にされる危険を警戒しているからで、単純な悪役とは言い難い。