「私が連れて行ってあげる。光のない世界・・・日の昇らない世界へ!」
概要
ゲーム「続・ボクらの太陽」の登場するボスの一人。
CV:小暮英麻
イモータル4兄妹の中では末っ子。陸を司るイモータルで、「赤きドゥラスロール」の異名を持つ。
その正体は暗黒街を拠点にし光を奪う存在暗黒樹の本体で、サン・ミゲル中に暗黒の根を張り巡らせていた。
元々は人間だったのだが太陽の光を見ることなく死亡、その後ダーインによってイモータルとして蘇った過去を持つ。
各地の土壌から太陽エネルギーを吸い上げていた影響かイモータルには珍しくソル属性を持ち、ダーク属性が弱点となる。
暗黒樹のイモータルらしく、植物を操る戦い方をする。
ジャンゴに浄化されても消滅はせずに太陽樹と同化、ジャンゴに大地の祝福を与えた。
この祝福によってジャンゴが得た太陽魔法ヒーリングは、次のイモータルダンジョンである地下水路のカギを手に入れる時や、暗黒街の隣に存在する時の家の攻略に役立つ事になる。
容姿と能力・技
人間態は黒いコートを纏った赤毛の少女。
戦闘となると、下半身が黒い薔薇に変化する。
その容姿によりプレイヤー達を日の当たらないニッチな趣向の世界に連れて行ってしまった。
戦闘形態が全3種あり、一定のダメージを受けることで蕾⇒花⇒人型へ。攻撃パターンも変化する。
第1形態
蕾の状態で地面から出現し、無数の棘を全方位に発射する。
また、周囲に暗黒の根を生やしてくる。
棘を発射してる間は射程外に逃げ、発射が止んだ隙に攻撃するヒットアンドアウェイ戦法をとるとよい。
棘の威力は控えめなので、回復アイテムや体力に自信があるのならばごり押ししてもよい。
第2形態
蕾の状態で地中から現れるのは第1形態と同じだが、ドゥラスロールだけではなく、ダミー4つも数えた計5つの蕾が出現する。
これら蕾は一定時間で開花し、花の中から攻撃判定のある大量の花粉をばらまく。この際現代のアルラウネの様な花の中央から少女の上半身が生えた姿になる。
「チェンジ・バット」を使い蝙蝠になることでドゥラスロールの入った蕾が分かるほか、
ドゥラスロールが入っている蕾だけ膨らむにつれ少し揺れるのでそれで判別可能。
開花の前にドゥラスロールを三回攻撃すると花粉ばらまきを防ぐことができるが、ダミーの蕾を攻撃し続けると花粉をばらまかれた上に増援としてポイズンビーが吐き出されるので注意。
第3形態
ダメージによって下半身の花弁は全て舞い散り、これまでの形態では閉じこもっていた本体が露になった。
形態変化と同時に「よくも!」と怒りを込めたCVを発し、これまでの形態に比べて露骨に攻撃が激しくなる。
行動パターンはドゥラスロールが地中から飛び出てきて、着地と同時に地面から巨大な棘を生やすか、頭上から無数の鉄球を落としてくるの2つで、これを交互に繰り返す完全ローテーション行動。
巨大な棘はジャンゴをホーミングしてくるので、動き回ることで避けられるが、
逆に鉄球は無闇に動くと当たりかねない。地上に鉄球の影ができるのでそれを目印に。
また、これらの攻撃中はドゥラスロールの背後ががら空きであり、
イモータル4兄妹の中で唯一人型であるのもあって「チェンジ・ウルフ」を使い噛み付き攻撃をすることができる。
ドゥラスロールの守備力を無視する事が出来る上に吸血回復までできるのでとてもおいしい。
女の子に背後から襲い掛かる絵面を見ておいしいと言う不届きなプレイヤーもいるとか。
余談
その容姿や台詞から、作中のイモータルの中では抜群の人気を誇り、さらに
・オープニングにて兄ダーインと共に登場
・戦闘形態でもほとんど人型のまま
・最終的に消滅せず、太陽樹と同化
・姉たちよりも収録音声がかなり多い
などなど、明らかに姉たちに比べて優遇されている。
また、浄化時でのやられボイスにはインパクトがあると評判。
「熱い……っ」「はぁんっ……」
なお、漫画版では同名だが丸っきり異なる容姿を持つ別モンスターが登場する。
特徴的な笑い声と容姿から原作とは異なった方向性の強烈なインパクトを生み出していた。
しかし三姉妹の中では一話で退場するうえ戦果もあげれない等、不遇キャラクターだった。
関連イラスト
別名・表記ゆれ