概要
ボクらの太陽に登場する武器で、主人公・ジャンゴが父リンゴから受け継いだ銃である。
その名の通り太陽光の力を用いてアンデッドを浄化する武器。
正式名称は「太陽銃ガン・デル・ソル」。
銃の後部にレンズが付いているのが特徴。
ゲームソフト自体に太陽光(厳密には紫外線なのでブラックライトでも可)を当てると威力が上がるなどの恩恵を得られるが、長時間強い太陽光を当て続けるとオーバーヒートを起こしてしまい使用不可となる(ゾクタイ以降はジャンゴ自身が倒れるように)。
太陽光が当たらない場所で待つことで再使用可能となる…が、オーバーヒートを繰り返しているとガン・デル・ソルの安全装置が起動してしまい日没まで使用できなくなってしまう。炎天下でのプレイなんてご法度なのだ。
漫画版ではおてんこさまが武器となって戦っていたこともあって未登場。
作品ごとの位置付け
ボクらの太陽
1作目『ボクらの太陽』ではジャンゴの主武器であり、威力は低いが遠くに弾を飛ばせるショットと範囲は限られているが威力の高い光線を扇状に放つスプレッドを使い分けることが可能。
他にも、フレームやレンズを取り替えることで性能が変わる。
オーバーヒートを繰り返していると安全装置が作動し、日の入まで使用不可能になるので気をつけよう。
また、特定の条件を満たすとジャンゴでも使える暗黒銃パーツが入手できるのだとか…
続・ボクらの太陽
2作目『続・ボクらの太陽』では序盤、ヴァンパイアに奪われてしまう。
そのため本作のジャンゴは主に剣(ソード)・槍(スピア)・槌(ハンマー)を使って戦うことに。
一応、終盤で取り返せるも、壊れているため修理して使うこととなる。チャージして強力な弾丸を打つことも可能だが、序盤で使用した際より燃費が大幅に悪化しているため無駄打ち厳禁。
新・ボクらの太陽
3作目『新・ボクらの太陽』でも登場し、2作目で登場したソード(剣)と使い分けることができるようになった。
またガン・デル・ソル自身も完全に力を取り戻したからか、燃費も2の序盤程度にまで戻っている。威力はレベル依存となり、それにフレーム毎の補正がかかるようになった。
また、初代と異なりスプレッドとショットを併用できるタイプのフレームは消滅した(ドラグーンなど、チャージができるフレームはあるが)。
パーツ
ガン・デル・ソルを構成するパーツは4つあり、場面にあったパーツで攻略していくこととなる。
ただしゾクタイ以降はパーツが簡略化されたり、パーツ自体の概念が無くなったりしている。
レンズ
太陽銃の属性を決める要素のパーツ。
基本属性であるソルや四大属性のフレイム・フロスト・アース・クラウドはもちろん、ダメージを与えられないがバッテリー消費もないルナ、攻撃不能な代わりに太陽光による太陽スタンドへのチャージ速度を上げるスターなどもある。
初代ボクタイでは、イモータルを倒す事でレベルが上がり、威力増大やスプレッド範囲拡大といった恩恵を受けられる。
ゾクタイでは先述の通り太陽銃自体を奪われてしまうが、各種レンズを入手する毎にソル・デバイスによる月光魔法が使えるようになる。
フレーム
太陽銃の攻撃方法を決定づけるパーツ。
フレームごとに系統があり、特に初代はオーソドックスなノーマル系や、剣状のスプレッドを放つソード系、ユニークな効果を持つ特殊系など種類が極めて多い。
その中でも系列毎に互換品があり、それぞれ別パーツとなるのでパーツの種類は二十種類以上となる。
例えば初期装備のファイターはショットしか撃てないが、ナイト以降になるとスプレッドを撃つことができるようになる。
当然ながら、強力なものほどバッテリーの消耗が激しいので注意が必要だ。
シンボクにおいては系統ごとの互換フレームはなくなり、十数種類に収まっている(一部既存のフレームも効果が変更されている)。
バッテリー
太陽銃の使用容量に関わるパーツ。当然強力なものほど多くチャージできるが、バッテリー残量は未装備のバッテリーとは別々に管理される。いざというときのためにそれぞれにチャージしておくといいだろう。
入手条件が尋常では無いほど厳しいが、無限に使えるバッテリーもあるとか…。
ゾクタイ以降はジャンゴ自身のエナジー(ENE)に統合されたので消滅。
グレネード
各ダンジョンで拾える、任意で着脱可能な使い捨てのパーツ。
前方や上方に飛ばす事で、攻撃や敵のスタンなどを狙うことができる。
メタルギアソリッドシリーズの手榴弾みたいなものだと思えばいい。
こちらもゾクタイ以降は消滅。
ロックマンエグゼシリーズにて
ロックマンエグゼシリーズにも登場しており、表記は中点無しの「ガンデルソル」となっている。
こちらはAボタンを押している間2マス前に扇状にスリップダメージを与える太陽光線を放ち続けるという効果になっている。メガクラスチップとして「ガンデルソルEX」も登場しており、こちらは攻撃範囲がドリームソード並みの範囲になっている。
照射中は動けない代わりに、インビジブル状態やユカシタ/水中の敵にも当たり、ガードをも無視するため非常に強力。
ただし、チップ自体に攻撃力表示がないので、アタックプラス系のチップは効果がない。カウンターも取れないため、マヒなどで相手を動けないようにしてから撃ちたいところだ。
他にも、プラグイン場所が屋外の時のみ威力が2倍になると言った特徴もある。
ガンデルソル系を使ったプログラムアドバンスとして、パイルドライバーも登場する。
また、インビジブル状態の相手を強制的に普通の状態に戻すため、ダークメテオと組み合わせると無敵時間を無効化して連続でメテオを叩き込むと言った凶悪なコンボを使用することも可能(ただしガンデルソルが使えるのは善状態限定のためチームオブブルースでのカオスユニゾン、ナパームカオスが必要)。
ボクらの太陽DSでのガン・デル・ソル
GBA3部作の事実上のリブート作である『ボクらの太陽DS』において、ジャンゴが使う太陽銃は完全に別のものとなっている。
「古ぼけた太陽銃」が換金アイテムとして存在しているが、これの形状がまさしくガン・デル・ソルである・・・。
なお、ボクタイDSは流星のロックマンシリーズとコラボしているが、コラボカードは「タイヨウジュウ」となっているためやはり別物。
メタルギアソリッド4に登場したのもボクタイDSの「太陽銃ナイト」である。