概要
月面プラントを防衛するフレームアームズ・マガツキの姉妹機である突撃型のドゥルガーⅠをフレームアームズ・ガール化したキット。2021年10月発売。
原典通りマガツキとパーツの大半を共有しており、基体状態を再現した素体モードや引き出し式関節を多用した柔軟な可動も継承している。
しかし装甲の配置や頭部デザイン・装飾パーツの変更によってデザインは一変しており、武者やくノ一といった「和」要素の強かったマガツキに対し、ドゥルガーIはウェーブのかかった金髪、騎士の甲冑をモチーフとした装甲など「洋」要素を前面に押し出している。
武器は原型機同様、ランス型の戦術駆逐槍<ヘイルラング>一本というマガツキ以上にシンプルな構成。
先端のショートランスと基部のメイスに分離するギミックも再現されている…が、3mm軸で接続されているショートランスのグリップがメイス側に取り残されやすいのが難点。
ヘイルラングはそれなりに重量があるため、保持をサポートするパーツも付属。
バリエーション
・ダークネスクイーン Ver.
2022年8月発売。Amazonでのみ販売された限定品。
ダークレッド/ブラックの成型色とショッキングピンクの髪パーツ、武装は赤成型色の分割装甲・M.S.G.「エクスアーマーC」と「エクスアーマーE(ドレスver)」、専用色の「アルナイルロッド」が付属する他、ドゥルガーⅠの装備も全て封入されたプレイバリューの高いキット。デカールも完全新規のものが付属、ドゥルガーⅠに貼るデカールも専用のものとなった。
一見、同コンセプトの「マジカルバーゼラルド」と同じに見えるが、あちらはエクスアーマーE+新規パーツとアルナイルロッドの組み合わせなうえ元のバーゼパーツが削られている。
・Save the Queen Ver.
2024年6月発売。
上記のダークネスクイーンのカラバリ。主な相違点はカラーのみだが、大きな違いは一般発売であることだろう。カラバリとはいえ、現在では入手困難(あっても中古のものしかない)なダークネス仕様を手に入れることができるのはありがたいことである。
通常のアーマー仕様は一見ドゥルガーⅡに似ているが、クリアパーツが淡い青、ゴールドパーツ成型色がブルーゴールドである点が異なる。ホワイト成型色も若干青みのかかった白となっている。当然Ⅰの仕様であるためⅡの装備は付属しない。
・ドゥルガーⅡ(ツヴァイ)
2023年6月28日予約開始、同年12月発売。原型機のバリエーションとして発売された武装強化型をガール化したキット。
装甲色が銀寄りの白、髪型がポニーテールへと改められ、マガツキ 崩天と同様の腰布や頭部の「エイミングジャマー」が追加。武器もヘイルラングに加え、クリアレッドの刀身を持つ大剣「ベルングルスト」とクローが仕込まれた盾「ヘルライネ」が新規造形で付属する。
ベルングルストの片刃剣「リハルー」×2と両刃剣「ハジット」への分離ギミックや、ヘルライネのクロー展開ギミックも再現されているほか、オリジナルギミックとしてヘルライネのクローにリハルーを装着することが可能。
フェイスパーツは「癒し笑顔」「ドヤ顔」「ふくれっ面顔」「焦り顔」の四種が付属する豪華仕様。
ハンドスケール
暫くぶりにガバナーサイズに落し込んだハンドスケールシリーズの第2弾として販売されたキット。
ベースはI(アイン)でコトブキヤにて購入するとヘアカラー変更パーツが付属する。
関連タグ
ドゥルガーⅠ…原型機
マガツキ…姉妹機