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センシティブな作品

プラキットとして

フレームアームズ・ガール第5弾。

元々は島田フミカネ氏が轟雷を改造して作った作例が元ネタであり、発売時点で元ネタとなるフレームアームズが存在しない機体である。

フィギュアJAPANのインタビュー記事によるとFA迅雷のキット化については「多分やるつもり」とのことであり、後にFAガール版のものと同様の赤を基調としたカラーリングと(「ナイフセット」を除いた)武装を施した上で、2019年に「三四式一型 迅雷」として実際発売されることとなった。

もとが轟雷の改造機だけあって、FAガールとしても容姿は轟雷に似ている。

髪型は轟雷のものより若干色が濃い金髪のロングポニーテールであるが、轟雷と同じショートヘアにすることも可能。

胴体部分については胸部装甲以外はマテリアに準じており、可動範囲についてもほぼ同等。

首・肩・股関節が工業用プラスチック製となっており、耐久性が大幅に向上している。

カラーリングは、作例の時点の灰白色主体の軍艦色から、マゼンダと紫を中心としたものに変更されている。

これは一つ前のラインナップであるアーキテクトが灰色であったため、色の重複を避けるための措置。

なお作例の迅雷が軍艦色なのは、島田氏曰く「塗りやすかったから」とのことである。

装甲は轟雷に似通っているが、新規造形のパーツが非常に多い。

アーキテクトの腕部・脚部の上から装甲を据え付ける形式となっており、それまでのキットでは再現されていなかったフレームアームズと同様の仕様が一部再現された形になっている。

前腕部はアーキテクトと共通であるため、ジョイントパーツを接続することで腕部に追加パーツを設置できる。

脚部については上半分こそ轟雷に似ているが、脛部分はアーキテクトの装甲が露出した状態となっている。

3mm穴は肩アーマー、バックパック中央および左右、脛側面、脛後部にそれぞれ1つずつ。

轟雷の膝パーツと同デザインのウェポンラックが付属しており、近接武器類をマウントすることが可能となっている。

武器については、轟雷と共通のタクティカルナイフに加え、M.S.G.「ブーメラン・サイズ」、「ナイフセット」等の刃物類(なんと合計15本)が中心となっており、銃火器の類は轟雷のものよりも小型の滑腔砲が1つのみとなっている。

ロングソードやサイズに接続可能な延長パーツも付属しており、これを用いることで非常に長大な鎌や、ロングソードを用いた大身槍などを作ることができる。

ブーメランに接続してつるはしのような武器にすることができる柄パーツも付属。

これらを装備することで、軽装備の轟雷系機体という印象から一転、忍者のような雰囲気を持ったFAガールへと変貌する。

マテリア譲りの圧倒的な可動範囲と、忍者のような容姿の親和性は非常に高く、派手なアクションポーズがよく映える。

もちろん基本的なシルエットは轟雷系のそれであるため、銃火器類との相性もよく、ミリタリック路線のカスタマイズとも相性がいい。

なお、彼女の付属デカールは忍者をイメージしてか、漢字のデカールが含まれているが、一番よく目立つ左上部分に『忍』『殺』の恐怖を煽る二文字が!

忍も殺もサツバツとして、兵器に刻まれる文字としてはありふれた漢字だ。いいね? アッハイ。

従来品での破損報告の多かった箇所がPOM樹脂にされたこともあり壊れやすい部位があまりなく、複雑な機構を有する(=組むのに苦労する)装備もないため、製作難易度はラインナップを通じて低めであり、加えて可動範囲も耐久性も高水準であることから遊びやすいため、フレームアームズ・ガールの入門に向いたキットの一つである。

Fresh Skin Limbs Append

肌色成型色のマテリアの手足が付属したバージョン。コトブキヤショップ限定アイテム。

上記迅雷に数百円足した価格設定ということもあり、予約開始から間もなく予定数に到達してしまい、同週中に2次生産を受け付ける異常事態となった。

なお1次生産での追加肌色パーツは嵌合がキツく破損する危険があったため、2次生産分ではシボ加工を施した金型を使用することで破損のリスクを低減している。

Indigo Ver.

センシティブな作品

ダークブルーとグレーに装いを改めたカラーバリエーション版。

髪の色はブルーに変更されている他、新規の髪型としてショートポニーテールが付属。

新規造形パーツとして、クリアイエローとガンメタル二色の手裏剣各3種が付属している他、「ブーメラン・サイズ」が付属しない代わりに、「サムライソード・マチェット」が付属している。

「ブーメラン・サイズ」を除くノーマルVer.のパーツは全て付属しているため、「ブーメラン・サイズ」を単体で購入すれば、ノーマルVer.のギミックは全て再現可能。

手裏剣は中央に3mm穴が開いており、各所にマウントが可能である他、髪飾りとして使用することもできる。

ちなみに、公式ブログでは『紅いニンジャといったら、蒼やダークなニンジャも出さないといけないアトモスフィアを感じた』とのことである。ウリキレ・ゴーメン。

なお余談だが、カラーバリエーション系にしては珍しく限定品扱いではない。それどころか、ノーマル迅雷を差し置いてのアニメ出演を果たした(後述)。黒いのがニンジャらしいから・・・なのか、ノーマルVer.のカラーリングだと(主に顔が)轟雷とかぶってしまうためなのか・・・。

アニメにおいて

第4話から登場。カラーリングや髪型はIndigo Ver.のそれであるが、セッションベースのイメージカラーと充電くんのボディ色はオリジナルと同じ赤。indigo Ver.では付属しなかったブーメラン・サイズを固有武器として使用しているため、若干ながらオリジナルの赤迅雷の意匠も汲んでいる。

右目に眼帯をつけているが、これは戦国武将・伊達政宗公の熱烈なファンであるからであるらしく、日本の伝統文化に対し強いこだわりを持つ。

窓からカーテンを切り裂きながら登場、いきなり轟雷に勝負を挑もうとする。

あおに対し攻撃を仕掛けたことで轟雷を怒らせ、バトルに突入。

大鎌苦無といった武装を駆使し、スティレットバーゼラルドを一撃で戦闘不能に追い込んでいた滑腔砲の一撃を轟雷譲りの装甲で耐え、さらには高速移動して残像により分身するなど轟雷を翻弄するが、あおが投入したバイオレンスラムのダブルキャノンモードで全ての分身を一斉に攻撃され、分身もろとも撃破され敗北する。

その後、今度はフィールド外で相撲による勝負を挑むも、激しい回転から投げ飛ばす技(バーゼラルド命名「ぐるぐる投げ」)を受け、またしても敗北する。

その次の回でも轟雷とバトルを繰り広げるが、アーキテクトの乱入により共同戦線を張ることとなり、ユナイトソード2本を合体させた大剣を武器に、アーキテクトを仕留め、勝利を収める。

なおこの大剣は迅雷の色とはまるで異なる純白であったが、これは小説版においてバーゼラルド用に用意されたものであるためと思われる。バーゼラルド曰く素手では持ち上げられないとのことであったが、迅雷は軽々と振るっている。陸戦型はパワーも強いのだろうか。

おつかいバトルでも轟雷と陸戦チームとしてタッグを組むも、乗り物として使用したお掃除ロボ「スレイプニー太郎」が暴走してしまったため、今度は逆にアーキテクトに敗北を喫する結末となった。

8話Aパートの決起集会では、マテリア姉妹の漫才に他のFAガール達が沈黙する中、一人だけ大爆笑し、笑いの沸点が極めて低い事が判明した。

9話Bパートでは、他のFAガールたちと共に人間化した姿で登場。眼帯はデザインこそ違えど健在であり、私服や制服に加えて弓道着姿も披露した。なお、他のFAガールたちと比べるとスレンダーな体格であった。

10話では、セッションベースが鍋の下敷きにされるというトラブルに遭遇。アーキテクトによると修復が不可能と診断され、何時になく落ち込んでいた。(エンディングでは無事修復され、歓喜する充電くんの姿が写っている。)

コラボ

スマートフォン向けアプリステーションメモリーズ!とコラボし、期間限定のスペシャルでんことして登場した。

でんこNoFA:G04
タイプトリックスター
スキル分身戦法

分身戦法

一定時間アクセス時に相手のスキルを無効化、自身のAPを上昇させる。効果時間終了後にリブートする。

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