概要
竜王国を統治している女王。竜王(ドラゴンロード)の一体でもあり、“黒鱗の竜王(ブラックスケイル・ドラゴンロード)”の異名を持つ。
同じ竜王の1体である“七彩の竜王(ブライトネス・ドラゴンロード)”の子孫だが、実際は竜王の血を8分の1引いているだけの人間に過ぎず、戦闘力は皆無。そのため「偽りの竜王」とも呼ばれている。
人物像
普段は少女の姿に似つかわしい天真爛漫で無邪気な性格を演じているが、実際は自国の現状も手伝ってかやさぐれてしまっている。
また女王としての責任感も強く、滅亡の危機に瀕している自国を憂えている。
前線の指揮官達に幼い子供が信頼を向ける様な激励の手紙を書いているが、恥ずかし過ぎて素面では書けないため、酒を飲んだ上で書いている模様。
容姿
竜族の血を引いているため普通の人間よりも長生きで、本来は20代後半から30代前半の、妙齢のスタイル抜群な美女の姿をしている。
しかし、自国がビーストマンなる種族の侵攻により滅亡の危機に瀕している事もあり、「士気高揚にはこの方がウケがいいから」という理由(言うなれば本来の姿が、男性受けは良いが女性には悪いため)で普段は幼い少女の姿になっている(ちなみにこの事から、バハルス帝国皇帝のジルクニフからは「若作り婆」と呼ばれており、彼の『嫌いな女ランキング』において2位にランクインしている)。
強さ
概要の通り、戦闘能力はほぼ皆無である。ただし『真なる竜王』の血を引くが故に、『始原の魔法(ワイルド・マジック)』を限定的に行使可能な『生まれながらの異能(タレント)』を有しており、凄まじい威力を有した巨大爆発を引き起こす事が出来るが、それには民を生贄として捧げなければならないらしい。
更にツアーの様な威力を出すには、軽く見積もっても100万人は必要との事。