主に女子選手が使用するフィギュアスケートの技である。
キャメルスピンの姿勢から体を反らし、手で伸ばしたフリーレッグを掴んだ姿勢で行うスピン。
上から見るとドーナツのように丸く見えることからこう呼ばれる。
ビールマンスピンと同じく高い柔軟性が要求される技である。
かつて中野友加里がこの技を得意とし「世界一の美しさ」と評された。
男子選手は肉体の構造上この技がなかなかできないが、羽生結弦など体の柔軟な選手は演技に取り入れている。
なお男子で最初にこのスピンを取り入れたのはエフゲニー・プルシェンコとされている。