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ナイグラート

ないぐらーと

ライトノベル『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』シリーズの登場人物。喰人鬼(トロール)。
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CV:井上喜久子(17)

概要

淡い赤色の髪に若葉色の瞳の妙齢の女性。外見は人間と変わらない「徴無し」だが喰人鬼という実に剣呑な種族である(後述)
学術院にて医術、料理などを修めたあと地上の遺物を収集するオルランドリ総合商会で働き、地上で石化していたヴィレムを発掘、空に持ち帰り蘇生したチームの一員だった。その後妖精倉庫の管理人に収まり、グリックを介してヴィレムを呼び寄せた...つまりはこの物語の幕を開けた人物。

妖精たちへ全力で愛情を注ぐその姿は妖精倉庫の管理人というよりは妖精たちの姉もしくは母のようでもあり、躾ける時は「食べちゃうわよ」と全く冗談にならない脅し文句を発する。そして妖精たちがその命を戦場に散らす度に悲しみを紛らわさんと山に入り熊を狩る(調達、調理の手間、ボリュームなど色んな点で熊がちょうどいいとかなんとか)
少女趣味なところがあり、フリルのついた服などを好む。というか自分で仕立てる。更に妖精たちにも着せる。無論愛でる。彼女の抱擁から逃れられる妖精はいない。
ヴィレムのよき友人であり、彼が全てを失い目覚めたこの世界で生きる意味を、幸せを見出して欲しいと願っている。そのために彼と家庭を築くことも吝かでは無いという程度にはヴィレムを想ってもいる。その告白への「なかったことにしてくれ」というヴィレムからの最低の返しを笑って許す程度には。それはさておいて先祖が味わったという失われし幻の珍味を味見させて欲しいという喰人鬼としての気持ちもある。
喰人鬼としての本能面を除けば、抱擁力があり気遣いもできる大人の女性である為、ヴィレムからも「(人の事を喰おうとしなければ)イイ女」と評されている。

「すかすか」の後半、そして5年後を舞台とする刊行中の続編(第二部)「すかもか」においては妖精倉庫を守るために妖精達とは異なる戦場で戦う姿が描かれている。「すかすか」のラストにておよそ10年後にも妖精倉庫ともども健在であり、ヴィレムを「おかえりなさい」と迎える大団円だけが示されているが、未だ道半ばである模様。


喰人鬼(トロール)

すかすか世界ではヒトを自らの住処に招き入れ全力でもてなした上で美味しくいただく習性のある鬼とのこと。
その岩をも砕く剛力とかすり傷程度なら瞬時に完治という無駄に溢れる生命力は、500年前の人間基準では単騎で小さな街を壊滅させられる/数十人規模の討伐隊で対処するレベル、500年後の浮遊大陸群においても爬虫種と並んで屈強な種族の一つであり、まともに相手にするならアンチマテリアルライフル的な(銃じゃなくて砲的な)重火器が持ち出されるレベル。生命力と相反する力である魔力(ヴェネノム)を全く扱えないのが弱点...になっているかどうかは疑わしい。
知性ある種族を喰らうことが禁じられた浮遊大陸群では「おもてなし」の方の本能を充足させんがために宿屋の類を営む者は多く、家事全般に堪能であり、特に肉の見立てや調理に定評ある種族でもある。
オモテナシ精神の一環なのか、作中に登場した喰人鬼はユーモアに溢れる人物であるが、「あなた美味しそう」が最上級の賛辞、互いの肉を喰い合うことは愛を確かめ合う最高の手段、などの価値観から放たれるジョークはセクハラじみて食欲をストレートにぶつけられるハラスメントの域に達しており、他種族にはイマイチ全くさっぱりどうにも笑えない。愉快にして厄介な隣人である。
なお、「鬼葬」という、然るべき資格を有する喰人鬼に死体を食わせる形の埋葬法は浮遊大陸群ではそこそこ主要な形式であるという。全ての生命は(食物連鎖を通して)繋がり巡っている、という死生観は多様な種族が存在する浮遊大陸群でも広く共有されうるものなのであろう。


関連タグ

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? ヴィレム・クメシュ

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