有翼人面の牝牛カーマデーヌ(スラビー)と聖仙カシュヤパとの間に生まれた牡牛。
苦行者シラダの祈願の行によって灰の中から少年の姿で誕生したという説も有る。
シヴァとその妻パールヴァティーが彼をヴァーハナ(騎獣)とする。
名前は「幸福」「幸せなもの」を意味し、「吉祥」を意味するシヴァと対応している。
牛の姿以外にも牛頭人身四本腕の姿を持つ。主人であるシヴァがナタラージャ(舞踏王)として舞う際には音楽を奏でるという。
また、シヴァの第3の目(開いただけで世界が焦土になる威力)が無暗に開眼しない様に、三日月状のシンボルとなり暴走を抑えている。