概要
CV:野沢雅子
NHKの恐竜CG番組「恐竜超世界」に登場したデイノケイルス。
幼い頃にタルボサウルスの襲撃に遭い、仲間を殺されている。
デイノケイルスに見られる背中の帆が欠けているのが特徴。
これは劇中の描写からタルボサウルスに襲われた時のものと推測されるが、冒頭の襲撃時には既に付いていた(治癒しかけた状態)ため以前にも襲われていたと思われる。
その後は、一匹で生活をし、植物や湖で魚等を食べている描写があった。
中盤で繁殖期を迎え、オスのデイノケイルスと出会い繁殖。
産卵・抱卵の様子が描写されたがザナバザルに卵を一つ食べられてしまった。
多くの卵が無事孵り、平穏な暮らしを取り戻したが、再びタルボサウルスが襲来。
子供を守るために戦闘し追い払うが、戦闘の際におった首の傷が原因となり命を落とす。
余談
- 翌年には「ダーウィンが来た!」で恐竜超世界をベースにした劇場版が公開された。そちらではニコはやはり上述のものと同じ結末を迎える(おそらくティラノサウルスのマックス以外は全て同一個体が主人公。映像もほとんど過去作の使い回しだがより恐竜世界を没入できるためこれはこれで味わい深いものとなっている。後述の通り後には続編も公開、よりこの利点が生かされたほか監修の小林快次氏も特別出演となるなど磨きがかかるものとなった)が、コロナ禍により公開から2カ月が経ってからテレビ番組の方でも再構成版が放送、そちらではタルボサウルス撃退後も死亡シーンがなく、映像を再編成したものとはいえ、子供とのシーンが挿入されていることから、生き残った模様。Twitter上では「ニコ生存ルート」のツイートが見られた。しかし2024年8月に同番組内で放送された続編を再編成した回においてはプエルタサウルスの幼体は原作と同じく茂みに入りマイプの牙から逃れたことはナレーションで説明されたが、直接的な描写こそカットされたが元となった番組においてはニコと同じ立ち回りに相当する、マイプと格闘した成体の安否もまた言及がなかったままエンディングとなった。(ちなみに同年には『恐竜超世界2』を再編成した劇場版も公開されたがそちらでは原作と同じ流れではっきり最終的な安否が描写された。)
- 「ニコ」の名前は「爪」を表すラテン語が語源になっている。
- デザインはヘラサギの仲間であるベニヘラサギをベースにしている。