ネイ・ファースト

ねいふぁーすと

『ファンタシースターⅡ 還らざる時の終りに』に登場するキャラクター。

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概要

セガ開発のメガドライブ用RPGファンタシースターⅡに登場するキャラクター。ストーリー前半の山場となるダンジョンのアメダスに潜む。主人公の義妹として旅に付き添う少女ネイと瓜二つの容姿を持つ。

動向

2年前のバイオハザードに端を発する災禍の原因を究明すべく、政府のエージェントである主人公とその仲間達は惑星モタビア各地を奔走していた。重要施設の一つであるアメダスに踏み込むと、最上階でネイと酷似した女性に遭遇する。主人公達の姿を認識した彼女はネイ・ファーストと名乗り、己の生い立ちを語り始める。

以下ネタバレ注意。

彼女の言葉によれば、自身がこの世に生まれ落ちたのは2年前。環境に適した品種を生み出す施設バイオシステムで人間と動物を掛け合わせる実験中に施設へ過剰なエネルギーが流れ込み、その結果彼女が生まれた。実験は失敗と見做され、彼女は失敗作として殺処分の対象となるが、その場から逃げ延びる。そして命を弄んだ人間達への怨みを糧に、バイオシステムから引き出した動植物のDNAデータを利用しバイオモンスター達を造り始めた。

この世界におけるアメダスとは気象観測のみ行う現実世界のそれとは異なり、惑星全域の気温や雨量の調節を行う施設である。近年はその調節に使われる筈だったエネルギーが何らかの理由によりバイオシステムに回され、異常気象とバイオモンスターの氾濫を招いていた。惑星モタビアを苛んだ一連の事象は、かつての自分と同じように生み落とした哀れな忌み子達を用いた、彼女の復讐だった。

彼女は主人公の傍に立つネイと己の関係にも言及する。果たしてその真相とは。

その詳細はネイ・セカンドにて。