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データ
概要
外見はツメモンに瓜二つなデザインをしており、ネットワークに溢れる負のデータに浸かり成長した幼年期の謎のデジモン。自らの絶命を常に望み、漆黒の闇の中にひっそりと暮らす。近寄るデジモンの前に現れ、『ダウナーアイ』の呪いで自らを狙い捕食させる。捕食したデジモンは感情を徐々に無くし闇に堕ちていき、そして内部から逆に浸食されて、ネガーモン再生の苗床とされてしまうという。
作品での活躍
デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる(というよりも事実上本作のアニメオリジナルキャラ)。第65話にて登場。実は第3話で体全体で写っているわけではないが登場しており、アイズモンのデジタマを産み落としている。
第18話に影のみだが登場している。
余談
ネガーとは、第二次世界大戦でドイツ軍が開発した魚雷艇のことであるが名前の由来かは不明。
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その正体はアルゴモン曰く、ネガーモン含む自分たちはデジタルワールドを構成する負の摂理(死、破壊、衰退、滅び等の)のタスクを司り繰り返す為の、言わばデジタルワールドの自滅因子と言える存在であった。
※あくまでも次の生のタスク(復興、再生、誕生などの)に繋げるための行いであり、元来善でも悪でもない存在である。
次なる滅びの要因として人間社会の膨大に広がったネットワークに目を付け、人間の止め処なく溢れる負のエネルギーを養分として、次なる災いを齎すための力に利用することを選んだ。
しかし、人間のネットワークに満ちた負のエネルギーは、ネガーモンの想定を遥かに超えて濃厚かつ膨大で、そしてネガーモンにとって美味なものだった
途切れることなく溢れる負のエネルギーを喰らい、成長・肥大化し、また飢えて喰らう。ネガーモンの本能と食欲はやがてシステムの枠を超えて暴走、肥大化していき、自身のプログラムすら上書きされ、あらゆるデータを見境なく喰らう本能のみの存在に成り果ててしまい、
世界の全てを喰らい尽くし、やがては自分すら喰らい、完全なる虚無へともたらす最悪の破滅へと進化を遂げてしまった。
触手を伸ばす球体内部に潜んでいたが選ばれし子供達とそのパートナーデジモンたちの激闘を繰り広げネガ―モン自体も大きな口と歯に紫の筋肉繊維のような外見に変化し迎え撃つも敗北。
しかし、無のデジモンゆえか倒されて残った球体の抜け殻とでもいうべきものがアバドモン、アバドモンコアへと姿を変える。
余談
本人が名乗らなかったのと未知の進化であったため当然だがアバドモンも作中ではネガーモンとして扱われていた。
Vジャンプでは前述のホエーモン、またはレアレアモンやニーズヘッグモンらを掛け合わせた様な姿に変貌したものがネガ―モンと扱われている。
しかし、こちらはクズルーモンの可能性がある。