ノフト・ケー・デスペラティオ
のふとけーですぺらてぃお
CV:水瀬いのり
『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』に登場する黄金妖精(レプラカーン)の少女、成体妖精兵(グレードA)、遺跡兵装デスペラティオの担い手。淡い朱色の髪にそれより濃い朱色の瞳、短髪のボーイッシュな出で立ち。素直で根明で行動的、かつ物事をあまり深く考えない性質のようである。
3巻から登場し、同僚のラーントルクと共に地上の発掘調査に同行した護衛として戦う様が描かれた。
人間関係
ラーントルクとは同時に発生した双子のようなもので、発生してしばらく眠ったままだったノフトが目を覚ました時にそれを嬉しそうに覗き込んできたラーンの姿がノフトにとっての最古の記憶だとか。ラーンの判断力に全幅の信頼を置いている。
一方で生真面目で意地っ張りなクトリとは今ひとつ反りが合わないというか喧嘩友達めいた関係を築いていたようで、もっと色んなことを語り合いたかった、と述べている。クトリの生き様については最後まで納得はできなかった模様。
ネフレン等、年下の妖精たちについては猫可愛がり。
聖剣デスペラティオ
ノフトの愛剣。銘は「絶えた望み」、聖剣としての格や特筆性能については言及がない。
とりあえずぶん回してれば<獣>をバッサバッサとぶったぎってくれるすごい剣とのことだが、その実態は同族殺し(キンスレイヤー)として調整された一振りであり、人間が扱えば人間を殺すためにしか使えないような剣である。この剣が対<獣>戦にその機能を十全に発揮していることを知ったヴィレムに<獣>の正体について重大な示唆を与えた。
3巻ラスト(アニメ最終話)にて、地上での<第六の獣>群戦でクトリが使い潰し消滅。ある意味、最強の聖剣セニオリスの代役を務め、長らく浮遊大陸群を脅かし続けてきた<第六の獣>をほぼ壊滅したすげー剣と言うべきか?
新たな遺跡兵装に適合しノフト・カロ・オラシオンとして登場。護翼軍に出戻った旧知のサルベージャー、グリックと組んで探索やら何やらの任に当たっている模様で、数年間は妖精倉庫に戻っていないらしい。脱走した上官を追うティアットと11番島にて再会。
髪は伸ばした(くせ毛のティアットが羨むサラサラヘアー)が性分はまったく変わっておらず、任務上衝突した上官にカチコミもとい抗議するシーンを描いた挿絵はまさにヤンキー。