ハイエナ(KOF)
1
はいえな
『KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズに登場するキャラクター。
ピエロのような赤い鼻をした、派手なスーツに身を包んだ男。第一作『KOF MI』ではデモシーンでプレイヤーキャラを案内するだけのサブキャラクターだったが、第二作『KOF MI2』でプレイアブル化した。
ギース・ハワード亡き後のサウスタウンを支配していたギャング団「メフィストフェレス」の一員で、ボスであるデュークの腰巾着。組織内での地位はさして高くなかったが、口先や情報収集の手腕を買われて重宝されていた(『KOF MI』)。
デュークの威光と報酬に威を借りてサウスタウンの夜の街を遊び歩き、サウスタウン一気前のいい伊達男と持て囃されていたが、デュークが敗北し組織が崩壊したことで後ろ盾と経済力を失い失墜。場末の店で安酒を啜って腐っていたが、己の腕力を頼りに再び暗黒街でのし上がるべく一念発起する(『KOF MI2』)。
死んだふりが得意という設定を反映して、多くの技から「グロべリング」という地面にうつ伏せに倒れる構えに移行する。
ここから派生技を駆使してトリッキーな動きができるものの、慣れたプレイヤーにはそこまで有効ではなく、コンボ火力も他のキャラに大きく劣る。
超必殺技は初見殺しの一発ネタのような技が多く、死んだふりをしてから反撃する「今世紀最大にして最凶の演技」は発動した瞬間、体力ゲージがゼロになってKO時のエフェクトまで発生するという拘りようで、3ゲージ消費の「乾坤一擲のハイエナパンチッ!」は殴りかかった勢いで転倒するというマヌケなモーションと裏腹にガード不能の超ダメージ技というふざけた性能を誇る。
見た目通りのネタキャラと言えるが、通常技の性能は悪くないので3on3の対戦なら先鋒でゲージを温存して戦う役になれないこともない。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿された小説
すべて見る- 二次創作:MI
俺はハイエナ ――アルザスの赤い花
2023年6月6日、アルソワの誕生日に合わせて公開したもの。例年はアルバかソワレを主人公に持ってきた短編を書いているのだが、今回は双子を脇に据えてハイエナとリアンをメインにしてみた。正直、公式の時間軸が進まないのにアルバたちをメインで話を書き続けるのは難しいと感じていたので、今後はこういうふうに『MI』キャラを使った作品を書くのもいいかもしれない。 「アルザスの赤い花」というのは、アケ版『MIA』のロケテ時にプレイヤー向けに配布したフルカラーチラシに掲載されていた連載(?)小説のタイトルで、それとなく察せられると思うが、アルザス出身のハイエナの赤鼻にひっかけたものである。21,306文字pixiv小説作品