メイイン「お前も、ママが恋しい…?」
概要
前作に登場したメガロドン(以後、「メグ」と記載)の子どもで、性別は雌(前作では二匹登場していたが、どちらの子どもなのかは不明)。
白っぽい身体をしており、ジウミンが設立した研究所で飼育されている。
小ザメの頃からジウミンに育てられ、彼曰く「特別な絆で結ばれている」との事だが、ジョナスからは「メグとは分かり合えない」と強く否定されている。最もメグに限らず、人間がサメを調教できるとは思えないが…。
尚、姪っ子のメイインはそんな叔父の自信過剰な一面を心配している反面、このハイチを前述の言葉で同情しているかの様な描写が見られた(因みに彼女は前作において、祖父のミンウェイと研究所で仲が良かったクジラの親子をメグに殺されている。逆にメイインの母親・スーインは前作で生還したのに対し、本作ではすでに他界しているが、その原因がメグなのかどうかは不明)。
劇中の動向
ジウミンから電波音を1回鳴らすと「来い」、2回鳴らすと「行け」と教育を受けており、その実験中、ジウミンがそれを試しても何故かハイチは泳ぎ去ろうとせず…。
(その後、何とかジウミンは生還したものの、当然ジョナスとメイインから大目玉を喰らった)
やがて、ジウミン達がマリアナ海溝の調査に向かった後、密かに研究所を脱走。同じ海溝へと向かい、そこで二匹の雄のメグと遭遇した(おそらく交尾の為に脱走したと思われる)。
その後、メグとしての本能が働き、二匹と雄と共にジョナス一行の敵として襲ってくる事となる。
終盤では海溝を抜け出し、「海の楽園」と謳われたリゾート地「ファン・アイランド」に現れ、二匹の雄と共にジョナスを襲う…のだが、一方で観光客に対しては一切襲う描写がなく、更にはジウミンを捕食しようとした巨大ダコに突如として襲い掛かって交戦、最終的に捕食する形で、結果的に彼の窮地を救った。
その後、二匹の雄のメグはジョナスに倒され、地上から同じくファン・アイランドを襲撃したスナッパーズも全滅した中で唯一生き残り、ジョナスと海に投げ出されたジウミン、マックに猛スピードで襲い掛かるが、ジウミンの電波音を二回鳴らした事で正気に戻ったのか、踵を返して泳ぎ去っていった。ただ、彼女が向かった先にはイルカの群れがいた事から、ジョナスは「単にイルカを追いかけただけだ」と言い張った。
果たしてハイチとジウミンとの間に、本当に特別な絆はあったのだろうか…? それとも…?
補足
調査チームの一員かつ、ファン・アイランドで生物達の対処に動いていたリガスによると、ハイチは妊娠しているらしく、いずれメグが繁殖する可能性を訴えている。それが正しければ、もし続編が出れば大変な事態となるが…。もしそうなったら、ジウミンはこれからハイチとどう向き合っていくのだろうか…?