概要
新型局地専用磁力兵器「ユグスキューレ」を起動させ、地表の大半を水底へと沈めた悪の組織「D.A.S.」(Destroy And Satsujin)に対抗する国際海洋警備隊が保有している潜水艇。
正式名称は「ハイドロ・フォビア・グランパス」(恐水症のシャチ)であり、「グランビア」はその略称である。
前方の魚雷発射管からは通常魚雷の他にも子弾を散布するクラッカー魚雷や、超音波による振動波で効果範囲内の敵を巻き込みダメージを与える超音波魚雷を発射可能で、船体下部からは爆雷を投射。
上方ハッチには機雷やミサイルを搭載しており、水上の敵に対しては機関砲や艦対空ミサイルで応戦する。
現在、国際海洋警備隊に配備されているのは2隻のみで、赤と黄色のカラーリングが施されたグランビア・フィメール号には高原麗が、青と水色のツートンカラーのグランビア・メール号には、麗の夫である高原仁がそれぞれ搭乗している。
R-TYPE TACTICSⅡのグランビア
SLG『R-TYPE TACTICSⅡ』にも地球軍側の攻撃潜水艦としてまさかの出演を果たしている(フィメール号のみ:ゲーム中の表記はグランビア・F)。
通常のユニットとは違い編成は単艦のみであり、ユニットの耐久力はHPで表示される。
かつてのSTG版の武装はおおむね再現されており、水中の敵に対しては魚雷や爆雷、空中の敵に対しては弾道弾迎撃ミサイルで対処する。
超音波魚雷はチャージ武器の扱いとなり、広範囲の敵に高いダメージを与える事が出来る。
当然の事ながら移動可能な範囲は水中~水上に限定されており、出撃可能なミッションも少ないが、ユニットとしては強力な部類に入るであろう。