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ハヌカー

はぬかー

ユダヤ教の祭典のひとつ、グレゴリオ暦では11~12月に催される。蝋燭を毎日1本ずつ増やして灯していく習慣で知られる。
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ハヌカーは、ユダヤ教の冬季の祭りである。名称はヘブライ語の「捧げる、献ずる」を意味する「ハナク」という語に由来する。「ハヌカ」「ハヌッカー」「ハニカ」とも書かれる。
ユダヤ暦の「キスレーフ(9月)の25日」から「テベット(10月)の2日ないし3日(キスレーフの月が29日の年と30日の年があるため変動する)」までの8日間開催される。

由来

紀元前2世紀ごろ、現在のシリア周辺域はギリシア(セレウコス朝)に支配されていた。やがてギリシアはエルサレムをも支配し、紀元前167年にユダヤ教禁止令を布告。ユダヤ教の習俗を禁じたほか、エルサレムの神殿にゼウス像をまつるなどした。これに対しユダヤ教徒は反発、紀元前164年(165年とも)にエルサレムはユダヤ教徒の手に取り戻され、ゼウス像も除かれた。これがキスレーフの25日であったため、この日がハヌカーの始まりとなったとされる。

ユダヤ教徒たちは、取り戻した神殿に清めの油を灯そうとしたが、あいにく手元にあった油の量はわずか1日分。しかし、この灯はなんと8日間消えることなく燃え続けたという。この奇跡を記念して、現在でもハヌカーには8日間毎日続けて灯明を灯す。

行事など

ハヌカーの期間は上記の油の伝説になぞらえ、毎日日が暮れるとともにろうそくに灯をともし、ハヌカー用の特別な燭台に立てる。また、この伝説にもとづき、ハヌカーには油を使ったご馳走が多く供される。

クリスマスとハヌカー

キリスト教の祝祭であるクリスマスはハヌカーと似た時期に開催されるが、この2つの祝祭は縁もゆかりもない。そもそもの由来が異なるのだ。イエス・キリストが生まれる前からハヌカーはユダヤ教徒によって祝われていたのである。
また、ハヌカーの日取りは「ユダヤ暦」に基づいて定められている(時期的にはグレゴリオ暦の11月から12月ごろ)。

12月と言えばこのハヌカーとクリスマス、更にアフリカ系アメリカ人の祝祭・クワンザー、と3つの祝祭日が重なる月だ。この時期にユダヤ教徒やアフリカ系アメリカ人に「メリークリスマス」と言うのは失礼にあたる。
という事で、クリスチャンでない方々にはこう挨拶するといいだろう。「ハッピー・ホリデイズ」と。

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