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概要

アメリカなどにおいてメリークリスマスとかハッピーニューイヤーとかに替わってグリーディングカードに用いられる挨拶
正確には「Happy Holidays」と複数形にする。その理由は以下を参照されたい。

12月の宗教行事はキリスト教徒が祝うためのクリスマスだけではない。ユダヤ教徒が祝うハヌカーや、アフリカ系アメリカ人が祝う(これは宗教には強く結びついていないけれど)クワンザーといった行事が、クリスマスと同じ12月下旬に繰り広げられるのである。
またアメリカやカナダ以外に目を向ければ、ヨーロッパ、ことに北欧で行われる聖ルチア祭や、年が明けてから祝われるロシア正教のクリスマスなど、12月25日前後以外にもイベントが随所で開催される。
これらの行事を祝う非キリスト教徒や、クリスマス以外のイベントで大盛り上がり大会する人たちに対して「メリークリスマス」と言伝るのはなんとも失礼な行為である。
だから「ハッピーホリデーズ」という言葉を用いて、誰に対しても失礼を喫せず、みんなが幸せな気分になれるよう配慮するのだ。ことに多民族国家を標榜するアメリカ合衆国では、このような配慮をしても損にはならない。

……が、一方で「宗教的な配慮が行き過ぎてメリークリスマスが言えなくなった」と感じている人がいるのも事実である。実際、アメリカの大手経済誌である「フォーブス」には、以下の記事が掲載されたことがある。

Is Saying 'Merry Christmas' Politically Correct? Who Cares?

また、ドナルド・トランプ大統領も「メリークリスマス」にこだわりを見せており、支持母体である白人労働者層やキリスト教右派を意識していると推測される。

トランプ氏「メリークリスマス」連発 白人労働者を意識
「メリークリスマス禁止」をあの男が変える!?

日本では宗教意識が希薄でありクリスマスも商業主義のお祭りとして理解されているため、誰しも「メリークリスマス!」と口にしているが、これはかなり特殊なケースであると理解しておくべきだろう。
日本でもいずれ、「アメリカではハッピーホリデーなんだからメリークリスマスはやめろ!」派が出てきて、逆に仏教徒や無宗教者が「メリークリスマス」を擁護するという難解な事態になるかもそれない。

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