概要
アンブレラが開発したB.O.W.であり、ハンターのバリエーションの1つ。
ハンターαをベースとした改良型であり、低コストでの量産を目的に実験的に生み出された。
正式採用に当たっての量産のため、最終テストを目的にラクーンシティに約20体が投入された。なお、本来はタイラントのようにB.O.W.はヘリコプターまたは専用キャリアー等による空輸が主な輸送手段であるが、ハンターβは投入数が多いために陸路で持ち込まれた模様。
攻撃力はαより劣るものの、神経系の改良により銃弾を回避するほどの反射速度を持つ。
見た目はαに酷似しているが、遺伝子改造の影響で肉体が変異して頭部から肩にかけて赤い肉腫に被われている等、醜悪な外見となっている。また、左腕が右腕よりも大きく発達しているのも特徴であり、その左腕の爪による※「首狩り」という即死攻撃が脅威となる(ただ威力はαに劣るようであり、αでは首をはねとばしていたがβでは首を掻き切る程度で留まっている)。
グレネードランチャーの火炎弾による攻撃や、アサルトライフルの連射による攻撃が有効。
『RE:3』ではデザインが一新され、一回り大きな左腕を除いて赤い肉腫がないなど一見αに更に似た姿になってるが、身体の皮膚や口には昆虫や甲殻類のDNAが組み込まれているかのような形質が見られ、その外殻のおかげか非常に打たれ強くなっている。頭を部位破壊する事で赤い肉腫のようなものが露出してリメイク以前の容姿に近くなり、この形態になると即死攻撃を使ってくる。上記の素早さと即死攻撃も相まって作中屈指の強敵となっている。
弱点の硫酸弾を撃ち込むと大ダメージに加えて動きを止めることも出来るが、これを持たないカルロスは即死攻撃を使われる前に倒すのが難しく、緊急回避での迎撃が必須となる。
『3』以降の作品でβが登場していない事から、正式採用されなかったようである。
※・・・ただし、海外版だとちゃんと首をはねている。