ハーマン・ヤンデル
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はーまんやんでる
ハーマン・ヤンデルは『機動戦士ガンダム_MS_IGLOO2 重力戦線』の登場人物である。
顔面に残る生々しい傷跡と義足が特徴。ジオン軍の「白い鬼(ホワイト・オーガー)」ことエルマー・スネルのザクとの戦闘で重傷を負って足を失い帰郷するが、その故郷はジオンとの戦闘によって失われていた。この経緯から、ホワイト・オーガーに対しての執着心と復讐心を持つこととなり、その情け容赦なく執念深い復讐心の現れた言動の数々から、味方からも実力は認められながらも「死神と暮らしている」と陰口を叩かれている。実際に復讐心によって生きながらえている彼は、かつての部下が見て発狂した死神を見ても平然としていた有様である。
戦車長としては非常に優秀で、演習で61式戦車4輌に外れ無しで各1発命中させ、内2両を1回の砲撃で仕留めるほどだが、彼の戦車はよく機関不調やエンストを起こしてしまう(何度点検しても異常は見当たらないにもかかわらず発生)ためか出撃回数は少なく、その点でも周囲からは「ズルをしている」と陰口を叩かれている。
ジオン、特にホワイト・オーガーへの復讐心に生き、その為には手段を選ばないヤンデルと、自身の功績を上げるためには手段を選ばない上官ミケーレ・コレマッタは利害の一致も含めて非常に波長が合い、コレマッタはレイバン・スラーからのヤンデルの下からの転属願を一蹴したり、ヤンデルの度重なる独断専行を黙認している。
そのような一方で、部下となったレイバンに対して気を遣う一面もある。
臨時編成の9両の戦車部隊を率いて因縁あるエルマー・スネルのザク小隊との戦いで苦戦の末になんとか勝利したものの、直後に現れたジオンの偵察隊から皮肉にも携行型対戦車ミサイルの攻撃を受けて戦死した。
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