バタフライ(泳法)
2
ばたふらい
競泳における泳法のひとつ
競泳競技の一種でクロールの次に泳ぎ方としては速い。バッタとも呼ばれる。
平泳ぎから発展したものでフォームに敏感な泳ぎである。
しかしタイミングが悪いと速く泳げなくなり、息継ぎなどに支障をきたすのでフォームを覚えるのに時間のかかる泳ぎ方でもある。
しかしフォームを覚えてしまえば平泳ぎよりも少ないエネルギーで泳げる。
キックの正式名称は「バタフライキック」である。が、最近の体育の教科書では「ドルフィンキック」と書かれている。
1928年のアムステルダムオリンピック開催時に、ドイツのエーリッヒ・ラーデマッハー(水球のドイツ代表としてアムステルダム五輪で金、1932年のロサンゼルス五輪で銀)が、現在のバタフライに似た手の掻きと平泳ぎの足の掻きを組み合わせた泳法で銀メダルを獲得、以来この泳法により好成績を収めると、1952年のヘルシンキオリンピックでは、平泳ぎにおいてほとんどの選手が使用することになり、1956年のメルボルンオリンピックから競技として独立した。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です