概要
水深3m以上のプール内で音楽に合わせて肉体を動かし、技の完成度、同調性、構成、芸術的な表現力などを得点にして競う競技である。
ソロ(1人)、デュエット(2人)、トリオ(3人)、チーム(8人)、コンボ(10人)で競技が行われるが、オリンピックではデュエットと8人チームのみ行われ、ソロは現在オリンピックでは採用されていない。
水中で逆立ちしながら足を上下させたり組体操のようなフォーメーションを
作ったりと、外見の美しさとは裏腹にかなり体力的にはハードな競技である。鼻から水が入らないように一般的にはノーズクリップ(鼻栓)を付ける。
現在、大会はもっぱら女子のみであり、男子は学校の部活等でやっているところはあるものの大会等はあまり行われて来なかった。しかし国際大会への男子選手参加を働きかける関係者の努力が実り、2015年より世界選手権に男女ペア種目「ミックスデュオ」が設けられる事となった。
2017年7月22日、国際水泳連盟は種目名を「シンクロナイズドスイミング」から「アーティスティックスイミング」に変更すると発表した。これは曲や人に同調することを意味する"synchronized"が芸術性を求める演技にふさわしくないため。これに合わせて2018年4月1日、日本水泳連盟も種目名等を「アーティスティックスイミング」に変更した。
有名な選手
有名な指導者
井村雅代