内容
軍事国家「ジルクスタン王国」に属するビトゥル獄長が所有するKGFで、ジルクスタンが開発したものではなく、彼個人がカスタムメイドした機体である。
それに由来してか或いは大柄なビトゥルに合わせたのか、コクピットも従来のシート型ではなく立った状態で操縦する形式であり、操縦桿も彼の腕に沿ったアーム型である。
サソリを模した体躯に遠距離・近距離双方に対応可能な武装を多数搭載し、ビトゥル自身が「誰にも負けない」と自慢するほどに堅牢な装甲を有する。
胴体に格納された前足を展開することで上体を起こしたカニのような形態にも変形可能、この形態時はコクピットが一部露出する危険性もあるが、機体の保有する全火器を使用できるため足を止めた撃ち合いでも十分な脅威になる。
フロートユニットが搭載されているが、本機のは重量軽減を兼ねた姿勢制御用で飛行はできない。
武装
- キュラ・ラ熱線砲
フレキシブに稼働する尻尾の先端に搭載された大型の熱線砲。本機最大の火力を誇り、主にサソリ形態時で使用されるがカニ形態時でも対空砲として機能する。
- ドレッドノートハーケン
- キャプチャーフィールド
- メッサー光波弾
- 対空ミサイル