百人の敵の首を刎ねる者を英雄と呼ぶ。
たった1人の命を救う者を神と呼ぶ。
劇中で母シヴァガミから言われた言葉
概要
映画「バーフバリ」に登場するキャラクター。
主人公シヴドゥから見ると父親の従兄弟にあたるが、後述する事情から実質的には伯父である。
マヒシュマティ王国の現在の王。
王国を建国したヴィクラマデーヴァ王の兄ビッジャラデーヴァとその妃シヴァガミの間に産まれた子である。
ヴィクラマデーヴァと王妃が亡くなり、その子アマレンドラ・バーフバリをシヴァガミが引き取ったため、アマレンドラとバラーラデーヴァは兄弟として育てられる。
冷酷で残忍な男であり、民には重税を課し、反対する者は弾圧するなど悪政を敷いている。
たぐいまれな戦闘能力を持ち、素手でも巨大な牛を簡単に倒せるほど。
武器は巨大なメイス。柄の中には鎖が内蔵されており、先端の鉄球を切り離してモーニングスターのごとく使うことも可能。
また、多人数を相手にした戦いでは先頭に巨大な回転刃がついた戦車を駆ることもある。
やはりと言うか戦い方も苛烈であり、勝利のためには味方を巻き込むこともいとわない。
バトルに特化したタイプかと思いきや謀略・策略にかけてもかなりのもので、王位継承の障害になる相手を蹴落とすシーンは悪役ながら見事な手際であった。
バドラという息子がいる。実は義理の息子である。
最終的にアマレンドラの息子であるマヘンドラ・バーフバリに倒され死ぬが……殺されさえせず、息子を殺した男の戴冠式に立会わされ、息子を王にするという夢が永遠に叶う事が無くなった世界で生きていくしか無くなった父親のビッジャラデーヴァに比べれば、まだ、マシな運命と言える。