概要
ベグニオン帝国元老院の有力議員。クルベア公爵。
女性のようなロングパーマ、やたら分厚い化粧、異様に鋭い鉤鼻という濃すぎる容貌と「くすくす」という特徴的な笑い方が強烈な存在感を放つ人物。キャラ紹介では「病的なほどのナルシスト」と記されておりルックスには自信があるようだが、贔屓目に見ても気色悪いとしか言いようがない。
自分を「優れた存在」「偉大なる私」と評するなど帝国貴族に散見される選民思想がとりわけ強く、他者や他国を見下して憚らない傲慢な性格。普段は丁寧な口調だが沸点が低く、自分の思い通りにならず余裕がなくなるとキレて荒々しくなる。
第3部でゼルギウスにかわる帝国軍司令として登場するが、愚劣極まる手腕で戦場を引っ掻き回したことでゼルギウスから見放され、エリンシアに出し抜かれる醜態を晒す。あげく彼にとって最悪のタイミングでルカンの帝国乗っ取り計画とそれに加担していた自分の罪が露見してしまう。そんなこんなでエリンシアとゼルギウスを逆恨みするようになるが完全に自業自得である。
第4部では【正の使徒】として復活してエリンシアらと対峙。エリンシアからは戦いをやめるよう説得されるが逆に「私の靴をなめろ」と暴言を吐き、さすがのエリンシアもこれには「とても残念です」と述べて説得を諦め、討ち倒されることに。
クラスは司祭(ビショップ)。強力な光魔法「バルオーラ」を操る。
ぶっちゃけ弱いため、大抵アミーテもしくはティバーンの爪の餌食になる運命。死の間際までゼルギウスとエリンシアに粘着しており、断末魔でゼルギウスへの恨みを吐き捨てながら死亡する。