もしかしてバルバトス
概要
カリブ海小アンティル諸島に浮かぶ国。大きさは種子島ほどで島そのものがサンゴ礁。
首都はブリッジタウン。公用語は英語で英連邦加盟国。
通貨はバルバドス・ドル(BBD)、レートは1米ドル=2BBDの固定相場制。
ちなみにBBDへの両替は米ドルや英ポンド、ユーロからで日本円は不可能。
歴史
起源
4世紀半ば頃に南米のギアナ地方から移住していたのでは?という説がある。
1500年にスペイン人がこの島の住人をすべてイスパニョーラ島へ連れ出してしまい、その後奴隷制農園が開設されるもすぐに放棄。
成立
1625年イギリスにより植民地化。1650年代にはブラジルからやって来たオランダ人によりサトウキビ栽培が伝わるも、1837年に奴隷制廃止。
1937年に黒人暴動が発生、イギリスは結社の自由と労働組合を認めることに。
1939年に自治議会が開設され1951年に普通選挙が導入。
1961年に自治権を獲得し1966年11月30日独立。
共和制へ
2020年に英連邦を脱退し共和制へ移行すると発表。2021年11月30日に君主制を廃止。
ただし英連邦には加盟したまま。
渡航
日本にバルバドス大使館はなく中国のバルバドス大使館が兼轄。
しかし、査証免除に関する取り決めがなされているため90日以内の観光目的なら査証は不要。
出国時に25BBD=17.5米ドル必要だが航空券に含まれている事が多い。
日本の外務省は危険情報はないが首都周辺は日没後に治安が悪化。北部のセントルーシー教区は日中でも強盗や薬物絡みの事件が多発しているため絶対に近づかないようにとのこと。