概要
イ・ウーの構成員で、「主戦派(イグナティス)」の一人。「砂礫の魔女」の異名を持つ。
ツンと高い鼻、切れ長の目、おかっぱ頭の美人。クレオパトラの子孫であり、本人はその生まれ変わりを自称する。
元「イ・ウー」のNo.2だったが、素行の悪さから組織の厄介者となり組織を追放された。しかし自身を生まれながらの覇王(ファラオ)だと思い込んでいるため、シャーロックが死んだら次のリーダーとなり、エジプトを足がかりに世界征服を目論んでいた。
性格
上述の通り、生まれながらの覇王(ファラオ)だと思い込んでいるため、傲慢不遜な性格をしており、女王のような振る舞いをしている。
男嫌いと自称しているが、(本人は認めていないが)キンジの兄である遠山金一に好意を持っており、彼の言葉には従ってしまうことが多々ある。
能力
推定Gは25であり世界最強の魔女の一人。またピラミッド状の建物が近くにあると無尽蔵に魔力が使えるようになる。
特技は異名の通り砂を利用した魔術や能力で、砂を使ったゴレムを使役したり、砂で盾を作ったり、砂嵐で相手の動きを封じたりも出来る。
スカラベという呪蟲を使い魔とし、それを使って敵に不幸をもたらすことも可能。
作中の活躍
教授が消え、イ・ウーが解散した後は、金一と共に東京から姿を消した。
その後、宣戦会議に金一と共に参加。玉藻に師団に誘われたが、個人的な因縁を優先して断り、イ・ウー主戦派として「眷属」に所属することを表明する。その後、ヒルダから殻金を受け取り退散する。
その後はカツェとともに香港に現れ、バスカービルと戦う。そして、ヨーロッパでも他の眷属メンバーとともに、キンジら師団と戦う。
極東戦役停戦後は、何と金一と同居しており婚約していた。そして27巻では妊娠していた。
関連項目
遠山金一 峰・理子・リュパン4世 ジャンヌ・ダルク30世 夾竹桃 シャーロック・ホームズ カツェ・グラッセ リサ・アヴェ・デュ・アンク