概要
ガルフォードの愛犬であり相棒でもある忍犬。様々な必殺技でガルフォードを援護する。
性別はメス。家族は主人ガルフォードの他、パパー・ピピー・ピパーの3匹の娘たちがいる。
シリーズ二作目となる「真」の攻略本において、二人の出会いがSSとして収録されている。
日本に渡り、忍者になる夢を抱いたガルフォードは夜の港に忍び込み、船に密航しようとする。
しかしその港でボロボロに傷ついた一匹の産気づいた雌犬を見つけ、一旦密航は取りやめにして
犬のお産を手伝うことにする。しかし結果はほとんどが死産、母犬も命を落としてしまい
唯一生き残った子犬こそがパピーだった。
ちなみにその攻略本の設定資料によると、パピーはアラスカンマラミュートと
ボルゾイのミックスとのことで、そういうイメージでデザインされているらしい。
黒河内夢路からは「犬殿」と呼ばれており、剣サムでは友人同士のような仲となっている。
零サムでは隠しキャラクターとして単独参戦しており、家庭用版剣サムでも隠しキャラとして参戦している。
零サムのEDでは魔界に通じる穴に飲み込まれそうなガルフォードを庇い、代わりに魔界に通じる穴に飛び込んだ(零サムガルフォードのEDの続き)。そして遺された娘達の内の長女が二代目のパピーとなり、以降の戦いをガルフォードと共に戦い抜いていくこととなる。
余談
通称、ガルフォードの本体。
何故こう呼ばれるのかというと、同じ忍者キャラである服部半蔵との差別化を図ろうとした結果、技のほとんどがパピー任せになってしまい、さらにパピーの技がガルフォード単体の技より高性能なものが多く、あげく絶命奥義は完全なパピー任せで当の本人は横ではしゃいでいるだけという珍妙なものに仕上がった。
こうしたキャラ性能から、いつしかファンから「パピーが本体でガルはおまけ」というジョークが着々と定着していった。
そして『剣サム』で隠しキャラとして登場した際には、ガルフォードのほとんどの技を引っ提げて参戦。まぁ、当たり前っちゃあ当たり前なんだが……。
そしてこれが一番まずかったのだろう、パピーのキャラ性能が主人を普通に凌駕してしまったのである。考えてみれば通常のキャラ以上に当たり判定が小さく素早いうえに、技はほとんどガルフォードなわけだから、ある意味当然の結果と言える。専用スピリッツ「獣」のせいでガードは出来ないが。
しかしこの結果、ファンの間ではガルフォードの主人としての地位はマッハで失墜し、ネタにされることとなった。
がんばれガル、むっちゃがんばれ…。
その他
真サムでは首にマフラーを巻いて登場。
サムスピの時系列で真以降(ポリサム・アスラ斬魔伝)はマフラーをつけ、それ以前はマフラーを巻いていない。